Sadie活動休止から1ヶ月。 | 美月 オフィシャルブログ「STAY REAL」Powered by Ameba

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あの日からちょうど1カ月。
熱は冷める気配は何もない。
それでも色褪せる人がいるのも事実も覚悟してるつもり。
みんなはどう生きてますか?


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9.21
この日を持ってSadieは活動休止をいたしました。
10th anniversary yearの最中。
喜びと寂しさの両方を与える変わったバンドで申し訳ない。

MCでも話させてもらった通り。
個人的には初めてのバンドでした。
何もわからない。
初めてのバンド。
初めてのレコーディング。
初めての撮影。
初めてのツアー。

知らないことばかりが一気に降りかかった初めてのバンド。
メンバーに迷惑かけまいとただただがむしゃらな日々。
今でこそ交友関係広いとかいわれるけど。
それは最初に見てきた見本が素晴らしいからだと。
今思います。
それがメンバーであって、空兄さん、ドレミ兄さん、事務所の方々。

何もわからない自分はそこから学んで。
少しずつ外にでるようになった。
そんな外に出たとき、最初に学んだことを実践すると不思議と人が集まってくれるようになった。
人見知りでメンバーとも話すのに時間かかった人間が、いろいろ輪が広がることにびっくりしたっけな。
ほんといい先輩に育ててもらったなって。
ファミリーみたいで。
本当に感謝してます。

最初はただただ成功したいって内容のない漠然とした夢が。
いろんな人に触れいろんなことを経験する上で。
きづいたことがありました。

自分が憧れる人や魅力的な人間の共通点を知るきっかけがあり。
そこからはそこを成長させたいと思いながらギターを弾いてました。

その憧れる人たちの共通点は人間力でした。

ただかっこいいなんて人はくさるほどいて。
でも決定的な差は人間力でした。
人を惹きつける人間力がまるで違った。
そんな先輩に魅せられて自分は音楽をしていた気がします。

かっこいい音楽、心に浸透する旋律、求め続けたこれらを紐解くそこには意外にも人間力なんじゃないのかなって思ったからです。

それを求め気がつけば10年。
壊さないために。
未来を犠牲にして、“未来のその先の未来”を勝手ながら選ばさせていただきました。
それが5人の解答。

そしてそんな僕たちを愛してくれたみんなは本当に自慢のファンです。
いろんなアーティスト、友達、関係者の方々が口を揃えてゆう、

サディのファンはすごい
サディのファンの懸命さは他のどのバンドよりすごさを感じる


がとても嬉しくて誇らしくて。
そやろ?っていつも思ってました。
そんな魂賭けて愛してくれるみんなに。
この現実で何を残せるのか。
そんなことをずっと発表がきまってから考えてました。
そして自分なりに出した答えが。



この終わりを迎えたその時に
この愛と
この愛してくれた事実と
この愛してくれた期間を
誇りに思わせる 



ということでした。
決して9.22になってからこのすべてが無駄だったと思わせることのない生き様と恩返しを。
言動で、行動で、音楽で、ステージで、ギターで示すことでした。

そしてちょうど1ヶ月。

今は何を想うかな?
そしてこれからどう想うかな?

でも絶対この愛しあったことが無駄なはずがない。
愛する気持ちが人を不幸に導くとは思えない。

この愛が自分に与えてくれたことは多すぎて、この先の人生必ず必要な時間と愛だったと言い切れます。


でも、正直なところ、みんなはみんな次第。
それがこの10年の美月としての答えあわせのようなものだとおもってます。


そしてこれからが本当の始まりと勝負。
今までは4人が助けてくれた部分がこれからはすべて自分に降りかかる。
それは他のメンバーも同じ。


必ずこれを乗り越えて、人間的にも音楽人的にも成長してみせる。

そして。
その5人がまたその先の未来で再開し。
Sadieとなれた日には。
必ず今以上のSadieをみせつけることを約束しよう。
そうなるに違いない。


そう思うと楽しみではあるこれからの旅。



びっくりするほど泣けなかったラストライブの訳は、
自分たちがこれでもかと前向きな証。
これが可能性のない解散なのであればきっと俺は泣き崩れてたであろう。
そう思ってます。


さぁ。
始まった第2章。

これからがいちばん厳しいぞ。
生半可な覚悟じゃ潰れてそこでさようならになることは理解できてる。

だからこそ。
最後に我儘言わせてください。


どうかこれからもその愛で
Sadieを見守ってください。

これからのメンバーを
どうか支えてやってください。

そして
みんなが何かしら
挑戦するであろうその何かを
応援してやってください。


それにつきます。
今まではもちろん。
これからもずっと自慢のファンです。
あんなに愛しあえて求め合えたライブはそれを確信させてくれました。

少しずつ歩き出したメンバーもいて。
それも嬉しく思います。

ちゃんと時間は進んでゆきます。
幸せも辛さも全て同じように。

とりあえず。
10年間ありがとうございました。



Sadie 美月

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