母が脳梗塞で倒れる前に何度か
ヒプノセラピーのセッションをしたことがあります
そのころ
母の左足は痛みにだるさも加わり、歩くこともままならない状況でした
そこで心身緩和療法をすることにしました。
心身緩和療法は、病気や痛みの原因を意識面から探り
意識を変え自主性を持って病気と向き合うためのセラピーです
催眠状態で痛みのある場所、膝をお部屋に見立てて入ってみます。
子宮の病気の場合は子宮の部屋に、胃の痛みの場合は胃の部屋に入っていき中の様子を見てみます。
セラピーを進めていくと、
母の膝の部屋には、空間が広がり周りはガラスでおおわれています
よく見ると一か所かけています。
その部分から何か光がキラキラ見え、
緑の光が斜め上空から降りてきています。
なぜかけているのか、
その緑の光はどんな意味があるのか
尋ねてみますが、わからないといいます。
そこにいてどんな気持ちがするの?
嫌ではない。と答えます。
しばらくすると
視線を感じる、目が見てると言い出します。
青い目が一つだけ見ている
その目はどんな感じ?と聞くと
すごく優しい目。すごーく優しい目
やさしさに飢えていたからうれしいと泣きだします。
誰かはわかりません。
ただ青い目はずっと「見守っている」と答えます。
母はただ「ありがたい」と答えます。
数年前に亡くなったご主人ですかと尋ねると違うといいます
母が首をかしげています。
もう一度その緑色の暖かいエネルギーの青い目に尋ねます
あなたは誰ですか?足の痛みの原因に入ってきたのですが、
あなたは何かを知っているのですか?
答えは
「いつも見守っている。がんばっているね」というものでした。
母はこのエネルギーと一緒にいるのが、
とても心地よく安らぐというのでそれを感じてもらっていました。
しばらくして、はっとして
○○○○。。と
フルネームが出てきました。
初恋のいとこのエネルギーでした。
彼の存在がわかると、なぜここに来てくれたのかがわかってきました。
結婚しまだ子供たちが幼いころ、
ご主人(私の父)が交通事故を起こしました。
今晩が峠と言われた次の日、
初恋のいとこが自宅で急死をしました。
看病のこと子供たちのことがあり、お葬式にも行くこともできなかった
そのことをずっと謝り続けています。
エネルギー体は「仕方がないよ。」
と暖かくとても優しい目で見つめてくれて
「年を取ったね、いつも見守っているよ、がんばってるね」
何度も言ってくれました。
その優しいエネルギにーに包まれて、
癒される感覚をたっぷりと感じてもらい足の痛みの部屋に戻りました。
欠けていた部屋の隅もきれいになっています。
そしてとても明るい部屋になったいました。
催眠から覚めると
母はびっくりしていました。
確かにずっと気になっていたそうです。
若いころ本当に大好きだったらしく結婚したいと思っていたそうです
肝心の足の感覚を聞いてみると
痛みがないといいます。
セッション後
鼻歌を歌いながら台所に立つ母を見て私もうれしくなりました。
駅まで送ってくれるというので歩いて一緒に駅までも行きました。
潜在意識さすがです。
母の夫である父が出てくるかと思ったのですが・・・
違った。。。
父よ
私のセッションでさんざん出演しているから
いじけないでほしい
といっても悪役だが。。