今日で、あの日から２年が経ちます。
先日たまたま観たテレビで、
心を打たれた言葉がありました。
それは福島県に住む女性の方です。
被災地の取材をしに来ていて、
楽しそうな人ばかりを撮影しようとする取材班の人に、
「自分らいつも街しか行かないでしょ？
それで復興が見えるとか言わないで」と。
昨年、私はリリースイベントのために
宮城県の仙台へお邪魔しました。
仙台空港を出て、１番最初に目にしたのは
とても賑やかな商店街でした。
その時、
とても、とても、とても勝手なことを
思ってしまった自分がいました。
でも次の日、帰りの飛行機の中から見た
沿岸部の土地は、広大な更地となっていて
本当の現実はこれなんだ・・・と。
前日の自分を心底恥じました。
これからも、小さな力でしかありませんが
気付いたときにはお店に置いてある
募金箱などへ募金をしたり、
被災地と呼ばれる土地から
応援してくださっている方へ届くような
そんな音楽を歌っていけたらと思います。
皆さんに少しでも笑顔が増えますように…。