今年は犬鳴山になりました。
犬鳴山には真言宗犬鳴派の本山「七宝瀧寺/七宝滝寺（しっぽうりゅうじ）」があって、661年、大峰山山上ヶ岳の6年前に開山した古い霊場です！
犬鳴山は西の行場、東の行場を持つ葛城二十八宿修験道の根本道場となっていて、日本の霊山のひとつです。
毎年5月に高野山から巡行するお坊さんたちが、犬鳴山に7日間留まり柴焼護摩を修したといいます。
室町期には二十坊の坊舎があったみたいですが、豊臣秀吉の根来攻めによって本堂以外の堂舎を焼き払われ、田畑山林も没収され、一時は廃絶同然となった。のち岸和田城主より寺領五石の寄進を受け、復興して今も修行者達が絶えないと言います。
ここの、七宝寺は空海が持ってきた狐の神様「ダキニ」を祭っているので、ちょっと怖いけど興味津々です。
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