冬のお湯事情の変遷 | 酉あえす

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私はガスを契約していません。なもので、給湯器も使えないのですけれど、現在シンクで顔や頭を洗う時、濡れタオルで身体を拭く時は、お湯を使える状況にはなっています。

2016年の夏に、春先のある日水で身体を洗っているところがテレビで映りました。当時真冬でも温めていない水道水を使うしかなかったのですが、状況は大きく変わっています。今回はそれを振り返ることにします。扱う時期が長いので駆け足になりますが、思い出話です。

 

2016年の晩秋、熱帯魚用のヒーターを買いました。

 

 

それまでは、土建業で、泥やほこりにまみれながら仕事をしておりました。汗臭くても誰も気にしない。だから、何日も身体を洗わないことが多かったです。冬場なんて夏に比べたら大して汗もかきませんから、洗う頻度は更に少なくなります。実際真冬の水を頭にかけたら、冷たい通り越して痛い。週に何度もできません。

ところが接客の仕事になり、何十万円もするシャンパンが一日に何本も出るような場所でしたので、清潔であることには厳しいところでした。真冬の水で連日髪や身体を洗うのは無理なので、お湯を作る必要に迫られました。そこで安く水を温める道具として注目したのが、熱帯魚用ヒーターです。

熱帯魚用ヒーターは、サーモスタッドと組み合わせて使うもの。ただ、私は魚の適温にするのではなく、水を温めるのが目的でしたからサーモスタッドは使いませんでした。身体にかけるのにいい温度、40度ぐらいに設定できるのであればサーモスタッドを使うのも一案だとは思いますけれど、40度なんて設定は熱帯魚用サーモスタッドの範囲外です。

当時セミロングだった髪を洗って身体も洗う。ちゃんと測ったわけではありませんが、一度におそらく40リットルほど温めていました。ゴミ箱に使う大きなポリバケツがあったので、それに水を貯めて使っていました。その量を200Wで温めるので、大変時間はかかります。朝温め始めて夕方使う。

仕事がお酒をたくさん呑むところなので、なかなか帰れない時もありました。そんな時は温める時間が短くてぬるいです。でも、ぬるいと感じられる時はまだましです。ぬるいなら、水温は体温よりちょっと低いぐらいはあるはず。冷たくても、水温ひと桁の水道水が、20度にでもなってくれたら、身体への負荷は全然違います。

 

ただ、この熱帯魚用ヒーター、空焚きしたら一度でダメになります。復旧不可です。本来は水槽の底近くにちゃんと固定して使うものですから、空焚きの心配はまずないでしょう。ところが、私はやってしまいました。ものを動かした時にコードが動いてしまい、本体が水面の外に出てしまった。

たしか2つ目までは200W、短期間で2つ逝かせてしまい、3つ目からは500Wにグレードアップしました。

 

 

ワット数が上がり、お湯ができるまでの時間は短くなりました。ただ、200Wの頃と違い、寝落ちすると熱くなりすぎてしまう。

 

更に、1,000Wのものを頂きました。こちらは、熱帯魚用ではなく、アウトドアでお湯を作る用です。

 

50~60リットル入るようなポリ容器で使っていましたが、ヒーター付近のお湯の温度で容器が解けてしまったら大変です。容器の半分弱でしたが、30リットル40リットルのお湯がこぼれたら、下の階に迷惑をかけること必至。最悪の場合退去させられた上に損害賠償なんてこともあり得ます。

なので、120度まで耐えられるバケツを内側に入れていました。ヒーター周辺がいくら熱くなっても、蒸発しきって空焚きにならない限り100度が上限ですから、耐熱120度ならば安全です。このバケツも頂き物です。ありがたいです。

 

 

しばらくは、500Wの熱帯魚用と併用していました。20A契約なので、800Wの電気ストーブと1,000Wのアウトドアヒーターの同時使用は怖いです。他にも蛍光灯とか家電の待機電力とか使っていますし、パソコンの電源入っていたら落ちそうです。なので部屋が寒く暖房全開にしたい時は500W熱帯魚用ヒーター、暖房を弱の400Wにできる時なら1,000Wアウトドアヒーターを使っていました。 

しかし、空焚きにより500W熱帯魚用ヒーターを壊してからは、お湯を沸かす時は電気ストーブを弱にするようになりました。

 

ちなみに、今は、温度調整機能付きのものも出ているみたいです。これなら、熱くなりすぎてしまうことはなさそうです。手に入れてはいないですが、湯舟があるところに住めたら検討したいものです。

 

 

2016~2017の冬は、200W熱帯魚ヒーター→500W熱帯魚ヒーター。

2017~2018の冬は、500W熱帯魚ヒーターと1,000Wアウトドアヒーター。

2018~2019の冬、2019~2020の冬は1,000Wアウトドアヒーター。

ただし2019年の夏に坊主頭にしていたため、長髪を洗うのに必要だったお湯が要らなくなり、使用する機器は同じでも温めるお湯の量が一気に少なくなりました。

 

 

そして2020~2021の冬、今シーズンは、カセットコンロでお湯を温めています。

 

 

ボンベをたくさん頂いたのと、髪が短くなっていたためにカセットコンロで熱湯を作って水と混ぜることで得られる湯で足りるようになったためです。カセットボンベを頂けたお陰で、私は電気代を節約できました。

 

 

ちなみにこれは、ペヤングのペタマックスを作るお湯を沸かすために買ったヤカンです。

てなわけで、2016~2021の5シーズンのお湯事情でした。