10年在籍した会社を退職してから約1年が経ちました。そろそろ冷静に書けるのではないかと思い始めたので、記録を残しておこうと思います。

育児の話はほとんど出てきませんので、ご興味のない方はスルーしていただけますようお願いいたします。


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その1はこちら↓


派遣社員として偶然流れ着いたアカサタナ会社(仮)。


派遣社員として過ごした数年間、派遣社員同士でのイザコザはいろいろありました。


派遣社員は20代から30代前半の女性ばかり。正社員の事務員は30代から40代の女性。

事務員を束ねていたのは、当時30代後半くらいだった男性部長。


一番くだらなかったのは…。

◯◯さんが部長とランチに行ったらしい、とか。

△△さんは部長に気にいられてる、とか。


その手の話については、私は一歩ひいて聞いていたので、あまり気にしませんでした。



それよりも、同じ派遣社員なのに、人によって任されている仕事の重さが違うのは気になりました。

時給大公開事件が勃発して、仕事の重さと時給が比例していないことも明らかになってしまっていました。

(時給の公開はロクなことがありません…)


私は派遣社員としてやる範囲を超えているのでは?という仕事をすることもありました。私と同じチームに配属されていた派遣社員仲間も同じ気持ちだったようです。

ただ、社員さんに守ってもらえていたことは事実なので、今ではいい経験をさせてもらえた時期だったと思えます。


派遣社員として1年が過ぎたあたりから、派遣社員から直接雇用に切り替わる人がちらほら出てきました。


私が追いかけていた「夢」は、実現が難しくて、正社員になれるならなりたいという気持ちがわいていました。


当時はまだ派遣法改正前で、派遣社員の雇用期間に3年という上限が設けられていなかったため、派遣社員でも終わりなく雇用され続けられる状況でした。


そんな中、聞けば「直接雇用になりたい」とアピールすると、順番に検討してもらえるとのことを知り、私もアピールしてみました。


しかし、先にアピールした人の検討が長引いているから、と私は長い間保留にされ、やっと順番が来たと思ったら、あなたの派遣会社は雇用切替しようとするとお金をかなり要求してくるのでムリだと言われて終わりました。


アカサタナ会社には複数の派遣会社から派遣社員が入っていて、確かに正社員になれている人は、私とは違う派遣会社の人でした。


なんじゃそりゃ。

いつかは転職だなあ、と思いましたガーン


この派遣社員から正社員へのアピールというのは、「なんであの人が正社員になれたの?」という陰口や、「邪魔してやる」という企てなど、黒い心が渦巻くものでした。


私は派遣会社のせいで正社員の道が絶たれました(あとで状況が変わるのですが、この時点では)。


派遣社員も数年もいると、たくさんの人を見送りました。私より後に入ってきて先に辞めていった人もいました。



私はいつまでいるのかな?

転職するにしても、次も派遣社員かな?

何歳まで派遣社員をできるのだろうか?

次の仕事があるのだろうか?


誰かが辞めるたびに、自分のことを悩みました。



〜続く〜