決断のとき | みずいろ みずたま ねこの部屋

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大腸ガン 腹膜播種ステージⅣ

初発から5年、再発から4年
そして最終ステージへ

くじけない、めげない、懲りないをモットーに 日々を綴ります

ハワイ島から戻り、診察の前に3クール毎のCT検査を終え、結果を聞きに行った診察の時
主治医から「横ばい」の報告後の手術の打診でした

私は 変わらず抗がん剤治療をするものだと思っていたので すぐに答えが出せませんでした

主治医は「もちろん、答えは待ちますよ」との事だったので 治療はスキップし、家へ持ち帰り ダンナと話し合いました

この時、私は手術の選択肢は考えられませんでした
理由は...フラを踊れなくなるからです
ストーマでも、ステージに立つことはできなくても趣味で踊ることはできる
でも...足が動かなくなるのは どうしても受け入れられなかったんです
踊れなくなるくらいなら、生活するのに色んな苦労するくらいなら、いっそ美しいまま散りたい
と思っていました
手術で失う今の生活を、再発のリスクを背負ってまでやることに 前向きになれませんでした

けれど ダンナが発した言葉
「にゃにゃおのために、受けて欲しい」
「いつか近いうちに耐性ができ、セカンドラインに進む日が来る、それなら手術をして この先1年でも3年でも 先延ばしにする方がいいのではないか」

私は自分のことばかり考えていた事にハッと気づきました
「ムスメのために」
これ以上もこれ以下もない
7年間、それが私の軸だったはずなのに...


再診察の日、ダンナも同席してくれ、手術する事をお願いしました

日付は11月も中旬に入ったところ
その間1ヶ月近く治療していませんでした
次の治療が始まれば 手術は1クール終えてからになる
その時に 手術できるか分からない

「今しかない」

私が出した結論でした

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