風寒・風熱のためのハーブ | みずいろのブログ ~ブルークレールオーガニクス~

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皆さまは、この三連休をどのように過ごされましたでしょうか。


よくリフレッシュ・リラックスされていることと思います。


自分は、薬草に関する勉強会に出る機会が三連休中にありました。


少しわかりにくい部分もあるかと思いますが、ご参考までに書かせていただければと思います。



今、風邪やインフルエンザが流行っていることもあり、テーマは「風邪」でした。


漢方医学でいいますと、風邪を「ふうじゃ」と読み、そのふうじゃにもいくつかの種類があり、


「風寒」「風熱」などがあります。


風寒とは、ふうかんと読み、風邪の症状としては、悪寒、軽度の発熱、痰は少量で透明もしくは白、


鼻水はさらさら、鼻づまりあり、うなじから背中のこわばりが強く、頭痛、関節痛がある。汗をかくことは


少ない、などの症状があります。主に冷え症の人がこのタイプの風邪をひくことが多いようです。



風熱とは、ふうねつと読み、高熱が出て、逆にお感は軽度、咳が出て、痰はネバネバの黄色、


鼻水もネバネバ、喉が赤くはれて痛み渇きやすく、冷たいものが飲みたくなる。


体調はつらいのにじっとしていられない、また汗をかきやすい、などの症状があります。



気をつけなくてはいけないことは、この風寒、風熱タイプの風邪では対処法が全く違うのです。


風寒は、外的な環境(室温、入浴など)や食べ物で身体を温め、発汗を促進し解毒することが大切です。


風熱は逆に、氷まくらなどで熱を冷まし、解毒することが大切です。食べ物にも熱をとるものが


すすめられます。


勉強会では後半の時間に、この風寒・風熱用の香粉の調合を実際に行いました。


香粉とは、精油の粉バージョンのようなもので、非常に純度の高い植物の粉であり、


ハーブ・漢方ですが、必ずしも香粉でなくても、お茶や精油でも代用できますので、


皆さんのご参考になるかもしれませんので、一応書かせていただきます。


容量の比率も書かせていただきますが、これは本当にご参考までです。


風寒のための調合:


シナモン  2


ジンジャー 2/3


クローブ  1/3


カミツレ(ジャーマン)  1/2


ペパーミント  1/2


ラベンダー  1



風熱のための調合:


カミツレ(ジャーマン)  2


ペパーミント  1


乳香  1/2


白檀(ビャクダン)  1/2


ラベンダー  1



風寒のシナモンやジンジャーはいかにも発汗作用に優れていて、身体を温めそうですよね。


クローブは、身体を活性し、抗菌力にも優れます。花粉症やアレルギー性鼻炎の方は、


クローブはおすすめです。


逆に身体をスッと涼しくさせるペパーミントやカミツレは、同時に身体の調子に合わせ、


血行を良くして身体を温める方向に作用する場合もあります。これが合成ではない、


天然のハーブの力なのです。


風熱に入っている、乳香や白檀も、通常は身体を温める漢方(ハーブ)ですが、


これらも身体の調子に合わせ解毒をしながら陽気を補う「補陽気」と漢方では呼ばれ、


熱を持った身体にも適切に対応していきます。


また、風熱にメインで使われているカミツレは、漢方でも非常に注目されていて、


アレルギーや胃痛、その他さまざまな目的で使われるカミツレは身体を温めるような


印象がありますが、実は「涼」と「温」両方の働きがあり、やはり体調に合わせ、


その特徴を発揮します。つまり、熱が身体に貯まっている状態ですと、


その熱と一緒に解毒をさせようとする方向に働きます。


本当に天然の植物は優れていますね。


両方に入っているラベンダーは、実は「熱」でも「冷」でもなく、「平」つまり中庸と


されています。いろいろな成分をまんべんなく含み、刺激も少なく、どのような体質・


身体の調子にも合わせていくのです。


アロマテラピーで、ラベンダーが最も広く使われているのは、こういったオールマイティかつ


優れた特徴からです。



普段から身体に冷えやすい方は、こういったハーブをちょっとしたものに加えるといいのです。


例えば、冷え症でもコーヒーが好き、と言う方は(コーヒーは身体を冷やす種類に入ります)、


シナモンパウダーを加えてもいいかと思います。


野菜炒めには、黒コショウなどを最後に振ってはいかがでしょうか。


いろいろなお料理にショウガのすりおろしたものを加えるととても良いと思います。



薬草を勉強すると、生活の身近なところで気づくことも多く、とてもためになります。


勉強会には、1年ほど前より定期的に行っていますので、また書かせていただければと思います。



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