昨日、こんな記事を見つけました。
怖すぎる「アメリカ」蝶ネクタイ岸田首相の屈辱

 


>電通にとって、大谷選手は巨額な利権です。
>そして電通は、自民党政権と深い関わりがあります。

この部分に、大納得です、

ほんと、お金というか利権に目がくらむのは、
怖いなーという感じです。

オリンピック然り、ワクチン然り、万博然り、原発然り、カジノ建設然り、リネア建設然り・・・

 

コメントありがとうございます。

 

岸田総理が蝶ネクタイで、バイデン大統領が普通のネクタイですか。

 

これは何らかのメッセージでしょうね。

 

裏で、いろんな駆け引きが行われているのかもしれません。

 

 

大谷選手に関しても、利権勢力に巻き込まれて、個人を超えた意思決定がなされていると思います。

 

大きなお金が動くスポーツなので、仕方がないですね。

 

逆にマイナースポーツだと、一流選手でも、スポーツだけで食べていくのは難しいです。

 

この辺は、資本主義の負の側面だと思います。

 

 

日本では、大谷選手を疑っていたコメンテーターたちが叩かれているようです。

 

でも、水原氏が最初に言っていた、大谷選手が借金の肩代わりをしてくれたというストーリーの方が、いかにも大谷選手っぽい行動だと感じました。

 

大谷選手なら、友人のために大金をポンと負担してくれそうだと。

 

大谷選手のファンほど、水原氏の最初の発言を信じたのではないでしょうか。

 

ですから、大谷選手を疑った人たちが、必ずしも騙されやすい人たちだとは思いません。

 

情報が少ない段階で物事を決めつける方が問題なので、今回は、情報が出揃った段階で大谷選手が白だと判断できた、ということだと思います。

 

 

大谷選手は、まだ二十代のアスリートですから、私たちの理想像を投影するのは良くないと思います。

 

人に対して過剰な理想を投影したり、逆に過剰に悪く思ったりすることは、あるがままの現実を見る目を曇らせます。

 

人間には良い部分も悪い部分もあり、強さも弱さもああります。

 

それらが両立しているのが、人間の魅力なのです。

 

大谷選手だって一人の人間であり、二十代の若者でしかありません。

 

日本のマスコミ(電通)が主導しているような過剰な理想化は、大谷選手本人も苦しめるのではないでしょうか。

 

 

日本人は野球が好きですし、アメリカへの強い憧れがあるので、日本人選手がメジャーリーグの記録を次々と塗り替えていく様子には、強いカタルシスを感じるのかもしれません。

 

特に、戦後のアメリカ支配を直接的に受けてきた昭和世代の人たちは、大谷選手がアメリカを打ち負かしてくれる救世主のように見えるのではないでしょうか。

 

だからこそ、大谷選手を疑う人たちに対して、まるで非国民のように感じるのかもしれません。

 

でも、大谷選手に、そのような戦後日本のコンプレックスの解消を託すのは、私は酷ではないかと思います。

 

大谷選手は、もっと自由にのびのびとメジャーリーグでプレーしてほしいと思いますし、そういう雰囲気を作ってあげることこそが、大谷選手を応援する日本人の役割ですよね。

 

大谷選手を聖人のように持ち上げることではなく。

 

もちろん、有名人を引きずり下ろすことに快感を感じて(シャーデンフロイデ)、大谷選手を疑っていた人たちに対しては、私たちも問題視する必要があると思いますが。

 

 

水原氏も酷い裏切り行為をしたとは思いますが、大谷選手が信頼するだけの仕事をしていたことは確かでしょう。

 

その部分は否定すべきではないと思います。

 

もちろん、それらを遥かに超えるだけの大金を奪ったことは、許されることではないのでしょうが。

 

人間という存在は、そんなに単純なものではないので、水原氏は水原氏なりに卓越した部分があり、大谷選手が単に詐欺師に騙されていただけという見方は、一面的なものではないかと思います。

 

それは、大谷選手にも失礼ですよね。

 

そこまで大谷選手に人を見る目がないとは、私には思えません。

 

水原氏には、正の部分(大谷選手への献身)と負の部分(ギャンブル依存症)の両方が大きくて、最終的に、負に飲み込まれてしまったということでしょう。

 

光が強くなれば、影も強くなる……。

 

私たちにとっても、大きな教訓になったと思います。