昔、PCのキーボードについて、いくつかの記事を書きました。
その中で、静電容量無接点方式の高級キーボードをご紹介しました。
続・打ちやすいキーボードの種類 〜10年以上使える静電容量無接点方式のキーボードとは?
私が購入したエレコムのメカニカルキーボード(5000円ほど)も、カチャカチャと音がして、楽器のような感じでリズミカルに執筆ができます。
でも、静電容量無接点のHHKBを試してみたくて、セールの時に旧型を18000円くらいで入手しました。
これは、メカニカルのカチャカチャではなく、スコスコという感じで、とても打ちやすいキーボードでした。
銀行などのATMのキーが、静電容量無接点方式を採用しています。
続々々・打ちやすいキーボードの種類 〜どの打鍵音が心地良いかを動画で聴き比べてみた
メカニカルと静電容量無接点は、どちらにも良さがあり、好みの問題だと思います。
ただ、大量に文章を執筆する場合、静電容量無接点のほうが疲れないと思います。
メカニカルも静電容量無接点も、キーを一つずつ外して、キーボードの掃除をすることができます。
キーの奥にゴミが入りやすいので、定期的にきれいにする必要があります。
そこで、キーを外す金具を入手して、キーボードの掃除をしてみました。
HHKBの掃除の工程は、以下の人が公開しています。
私も、一つずつキーを外して、綿棒などを使って掃除しました。
結構、時間がかかりました。
まるで年末の大掃除という感じです。
それでも、上手にメンテナンスをしていけば、一生モノのキーボードになると言われています。
もう一つ、執筆に重要なのが、国語辞典です。
私は、広辞苑の入った電子辞書を使っていたのですが、20年前に買ったものなので、そろそろ買い換えたいと思いました。
それで、私が以前から使ってみたかった日本国語大辞典が入っているカシオの電子辞書について調べてみました。
日本国語大辞典というのは、国語辞典の最高峰で、広辞苑のような分厚い辞書が13巻ほどあります。
電子辞書に入っているのは、この13巻の完全版ではなく、3巻にまとめた精選版です。
それでも広辞苑よりは、かなり詳しい国語辞典です。
書籍版は、さすがに使い勝手が悪いので、電子書籍版がほしいのです。
でも、カシオの電子辞書で日本国語大辞典が入っているものは、かなり高額です。
中古を探してみましたが、型落ちの中古でも3万円弱します。
そもそも、この電子辞書に入っている英語の大辞典とかは全く使わないので、無駄な気もします。
もちろん、百科事典なども豊富に入っているので、コンテンツ的には、お得なのでしょうが。
さらに調べてみたら、日本国語大辞典の精選版のアプリを発見しました。
これは、物書堂という会社のアプリで、日本国語大辞典以外にも、大辞林などの優れた国語辞典があります。
これらの辞書を一括検索できるということで、複数の辞書を使いこなす作家の人などにとっては、非常にありがたいアプリですね。
私は古いiPadを持っているので、このアプリを使うことができます。
日本国語大辞典のアプリは8000円ですが、毎年春になるとキャンペーンで安くなるようなので、その時に入手しようと思います。
ちなみに、日本国語大辞典はコトバンクというサイトで、無料で使うこともできます。
ただ、コトバンクのサイトや無料アプリを使ってみたのですが、広告が表示されて非常に使いにくいです。
やはり、きちんとした辞書アプリを買う必要があります。
執筆に関しては、昔、ポメラという小型ワープロも使ったことがあるのですが、漢字変換がひどかったです(最新型は改善しているようです)。
それでも、カフェなどで執筆する場合は、ポメラは使いやすかったです。
また、ポメラには親指シフトというマニアックな入力方法があり、親指シフトを使う人にとっては、重要な執筆マシンなのかもしれません。
ただ、ポメラの過去モデルDM100には、不可解な液晶問題(縦型液晶を横向きに取り付けているため左右で光度が違い、目が疲れる)があったので、微妙なところです。
今は、iPadminiに、使いやすいキーボードを組み合わせたほうが、ポメラよりも遥かに使い勝手が良いのではないでしょうか。
ということで、文章を書くことが多い人は、使いやすいキーボードを探してみてください。