厚生労働省は4日、LINEの公式アカウントで、新型コロナウイルス対策について2回目の全国調査をすると発表した。4月5、6日、全国のLINEユーザーを対象とする。(中略)

 感染予防のためにしていることを複数回答可で聞いた。「手洗い・うがいやアルコールによる手や指の消毒をしている」が85・6%で最も多かった。次いで、「せきやくしゃみをする時は、マスク・ハンカチなどを口にあてる」74・4%、「人がたくさん集まっている場所には行かないようにしている」73・7%、「換気が悪い場所には行かないようにしている」62・0%だった。

 一方、「他の人と、近い距離での会話や発声をしないようにしている」は32・8%、「仕事はテレワークにしている」は5・6%にとどまり、「特にやっていることはない」は4・8%だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000049-asahi-sctch

 

 

テレワークが5%というのは、あまりにも少ないですね。

 

PC作業がメインの仕事でなければ難しいでしょうが、それにしても、こんなに少ないというのは驚きです。

 

うちのドレッシング店も、企業からの注文がFAXだったりしますから、いまだにアナログ文化なのでしょう。

 

アナログはアナログの良さがあるのですが、さすがに今回のコロナは健康と命が関わっていますから、なんとか工夫して、テレワークを取り入れてほしいです。

 

 

できないと言っていたら、いつまで経ってもできません。

 

業種は限られるとしても、どうすればできるのかを考えることが大切だと思います。

 

10年前のことですが、私も会社員時代に、クラウドでの情報共有のシステムを作り、テレワークも導入しました。

 

社員が一斉にテレワークをするのが難しくても、仕事を割り振って、交代でテレワークをすればいいのです。

 

会議もSkypeですればいいですし、常時接続しておけば、社員同士のやりとりもリアルタイムでできます。

 

通勤時間を業務に使えば、早めに仕事を終わらせて、家族との時間を作ることもできます。

 

 

テレワークというのは、都市部への一極集中を防ぐためにも、有効な手段だと思います。

 

一極集中というのは、疫病や災害に弱いですから。

 

そうでなくても、毎日、何時間も満員電車で通勤して、狭いオフィスでイライラしながら仕事をして、寝るためだけに家に帰るような生活は、とても人間的なライフスタイルには思えません。

 

近年は、都会から自然の多い場所に移住して、テレワークで仕事をしている人たちも多いそうです。

 

将来的には、田舎で畑を耕して野菜を育てながら、週に3日程度、テレワークで仕事をするような生活が広まっていくのではないでしょうか。

 

自給自足に近い生活でも、自然がきれいで、空気や水が美味しくて、毎日清々しい気持ちで仕事ができる方が、遥かに幸せだと思います。

 

そういう生活こそ、本当の意味での豊かなライフスタイルだと私は思います。

 

今回のコロナの問題で、私たちにとって何が人間的な生活なのか、何が本当の幸せなのかということを、再考させられているような気がします。