ずっと気になっていたことがあるので質問します。
子供の頃、友達がよくヘビを捕まえて、ぐるぐる振り回したりしていました。私は、ヘビは苦手なので、その場から走って逃げていました。
ある時から、その友達の目つきが明らかに変になりました。また、その友達が神社の石段を登るときに、まるでヘビのように物凄いスピードでくねくねと体を動かして登るのを見て、私は気持ち悪くなりました。
その友達とは、進級した時にクラスが変わったので付き合いがなくなり、私も引っ越してしまったので、その後のことはわかりません。かなり昔の記憶ですが、あれはヘビの祟りだったのではないかと思います。本当にそういうことがあるのでしょうか? それとも私の思い込みでしょうか?
それは怖いですね。
これは、非科学的な話なので、話半分に聞いてください。
知り合いから聞いた話ですが、ある時、同じように友人が、何かに取り憑かれたようになったそうです。
そして、家の高い塀を、信じられないようなジャンプ力で越えていったそうです。
それを見た時に知り合いは、キツネに取り憑かれたのではないかと感じたそうです。
実際に、ヘビやキツネが取り憑くということがあるのでしょうか。
オカルティックに考えれば、ヘビやキツネの霊がいて、何かのきっかけで人間に取り憑いて、悪いことをするといった解釈になります。
まず、この古典的な解釈で考えるならば、ヘビやキツネに取り憑かれるというのは、それなりに非礼なことをしたからだと思います。
そのご友人は、ヘビを捕まえて虐待をしていたわけです。
私たちが普段見かけるようなヘビは、普通の爬虫類のヘビですが、神社の近くにいるようなヘビの中には、ヘビの神様が宿っていることがあるそうです。
そういう神聖なヘビを捕まえて苦しめたら、ヘビの神様に祟られるそうです。
その場合、非礼を詫びなければ、命さえも失うことになるそうです。
同様に、キツネの場合も、何か非礼なことをしたら、祟られることがあるのかもしれません。
これらは、オカルト領域の話なので、信じるか信じないかはご自分で判断してほしいのですが、いずれにせよ動物を苦しめるようなことは、してはいけないということだと思います。
もう一つの解釈として、集合意識の作用ということが考えられます。
日本人は、ヘビやキツネを神様の眷属(部下)として、祀ってきました。
ですから、日本人の集合意識の中に、神様の使いとしてのヘビやキツネが存在するわけです。
そして、ヘビやキツネなどの動物を苦しめる人間がいると、集合意識の中に形成された場が、ある種の意志のようなものを持ち、その人たちに警告を与えるということが考えられるかもしれません。
それは、人間の集合意識の力が、自動的に働いたということなのです。
一人の人間の想いの力でさえ、強力な力を持ちます。
ましてやそれが集団になり、歴史的に脈々と引き継がれ、意識の場を形成してきた場合、その意識の場を汚すような行為をした人間に対しては、場がその人間に罰を与えるかもしれません。
別の言い方をすれば、それは集合意識における自浄作用ということです。
これも科学的に検証できるような話ではないので、信じるか信じないかは、ご自分で判断してください。
私は、人間の意識というものが、大変な力を持っていると思っているので、このような可能性もあるのではないかと考えています。