ケイシーの食事法は、アルカリ性反応の食材(野菜や果物)を8割、酸性反応の食材(肉、穀類など)を2割にするというものです。

食事のほとんどを、野菜や果物にするような食事ですね。

アルカリ性が中心の食事をしていると、風邪を引かないのだそうです。


この者の体内には風邪や充血を起こしやすい傾向が存在することを忘れてはならぬ。
そして風邪がアルカリ性の状態にあっては存在しようがなく、事実、存在していないことを思い出すことだ。



風邪は、アルカリ性の状態では、存在しないそうです。

肉類が中心の食事、穀類が中心の食事、甘いものをよく食べる…

こういう食事をしていると、酸性過多になり、風邪を引きやすくなるのでしょう。


風邪は体の浄化で、風邪を引くことによって、体温を上げ、ウイルスを排出します。

食生活が乱れているのに風邪も引かないような場合は、逆に、体の浄化ができないのです。

その結果、いつか大きな病気を引き起こす可能性があります。


でも、食生活を整えることによって体を浄化するなら、風邪すら、引く必要がなくなります。

野菜や果物を中心とした食生活が、体の浄化になるのです。


果物と野菜、ナッツ類などが現在の通常の食生活の大半を占めるようにする必要がある。
もっとアルカリ性の食事から離れぬようにせよ。
要は果物や液果類や野菜、とりわけ鉄やケイ素やリンなどを含むものを利用することだ。
アルカリ性の人体内にあっては、風邪や充血の影響が減少する。


肉類ばかり、穀類ばかり、野菜だけといった偏った食事ではなく、野菜や果物をメインにして、肉と穀類を適度に食べるという食事です。

これは、日本の伝統的な食事に近いと思います。

大半の日本の村は、畑で取れる野菜がメインで、米と魚を適度に食べていたでしょう。

私たちも、野菜をメインにして、米と肉類を適度に摂取すれば、健康な状態を保てるのだと思います。


(出典:「エドガー・ケイシーの健康レシピ」アン・リード他著 たま出版)