ひまし油の原料「トウゴマ」
20世紀最大のサイキック(透視能力者)と呼ばれるエドガー・ケイシーの健康法について連載します。
催眠状態になると、医学や人生論など、その分野の専門家でも知らない高度な知識を語り、多くの人々の質問に的確に答えました。
病気に苦しむ人には、当時まったく解明されていなかった身体のメカニズムや高度な治療法を伝え、それに従った人たちは、あらゆる病気が奇跡的に治癒しました。
人生とは何か、神とは何かといった形而上学的な質問にも答え、その回答は、誰も知らなかった驚くべき内容を含んでいました。
当時のアメリカ大統領でさえ、ケイシーに何度も透視を依頼するほどでした。
ケイシーの透視は、リーディングと呼ばれました。
それらのリーディングは速記によって記録され、膨大な量の記録が保管されています。
この連載では、心身のヒーリングのためになされたフィジカル・リーディングをご紹介します。
私がケイシーのことを知ったのは、10代の頃です。
高田馬場駅から早稲田大学まで続く早稲田通りに、不思議な本がディスプレイされている小さなビルがありました。
それらの本は、当時、精神世界と呼ばれていた分野の本です。
その中に、エドガー・ケイシーの本が何冊もありました。
早稲田通りに面した小さなビルのショーウインドウに、それらの本が並べられていたのです。
小さなショールームになっていたので、興味を覚えた私は入って行きました。
私が本を手に取ると、女性がお茶を入れてくれました。
そのビルこそ、ケイシーの本を日本に広めた「たま出版」のビルでした。
近年、ガンの予防として、ビタミンB1(ベンフォチアミン)が注目されています。
ケイシーは当時、生のアーモンドを一日数粒食べるだけで、ガン予防ができると言っていました。
実は、生のアーモンドには、ビタミンB1が含まれているのです。
このように、ケイシーが伝えた治療法のメカニズムが、最近の研究によって解明されることも度々あります。
今回は、ひまし油と重曹を使ったホクロ取り軟膏をご紹介します。
ヒマシ油とは、トウゴマという植物から採取される油です。
古くから潤滑油として用いられてきました。
このヒマシ油が治療に使われていたのは、古代ギリシャだそうです。
エドガー・ケイシーも、ひまし油を使った様々な治療法を伝えています。
彼が伝えたヒマシ油療法に、ホクロやイボを消す方法があります。
ヒマシ油に重曹を加えて軟膏にしたものです。
重曹は炭酸水素ナトリウム・重炭酸ナトリウムとも呼ばれ、白い結晶をしているアルカリ性の物質で、ベーキングパウダーとして食品にも使われています。
エドガー・ケイシーは、イボについてこう言っています。
「ヒマシ油と重曹を同量混ぜたものでマッサージすると、かなり痛むが、必ず治るだろう」
ケイシーによると、この軟膏をイボやホクロを覆うようにつけ、絆創膏などを貼ります。
これを1、2週間続けると、イボやホクロが綺麗に取れるそうです。
軟膏の作り方は、重曹とひまし油を1:1で混ぜるだけです。
ひまし油は、加香ではない天然のヒマシ油を用います。
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ケイシー療法は、毎日、根気強く続ける必要があります。
興味のある方は、試してみてください。
参考文献
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