こんにちはみずほ動物病院です
4月となり、いよいよ春全開ですね
日中のお散歩も気持ちよくできてわんちゃんにも飼い主様にも嬉しい気持ちいい季節
さて。
今日のブログは久しぶりに頑張るわんずのご紹介コーナーです。
本日ご紹介するのは、
イケメンイングリッシュセッターのフェアリー君
彼は5月でなんと16歳になるのですが、
こうして写真で見るとなかなかそうは見えないですよねハンサム…
今でこそ立ち上がるのを介助すれば、自分でスタスタ歩いていますが、
去年の今頃は全く歩けなくなってしまっていました。
年齢とともに足腰が弱ってきていたところに暑さも加わって食欲も気力もダウン…
起き上がることもなくなり、ひたすら横になっている状態でした。
なんとか飼い主様が立たせてもヨロヨロしていておぼつかず。そんな中の往診でした。
これだけ体格の大きい子で歩けない時間が続くとそのままどんどん悪化してしまうケースは多く、フェアリー君の場合もとても心配なスタートでした。
足先の感覚は鈍く、麻痺が見られましたが支えると歩きたがるので歩く気力は残っている、そんな状態でした。
そこで、
【治療内容】
電気鍼
後ろ足の麻痺に対する漢方処方
に加えて、
『ご飯のあげ方』についてもお話をしました。
すでにさまざまなご飯やオヤツを試していたお母様。何をあげてもほとんど食べず途方に暮れていたようでした。
フェアリー君は吐き気もなくお腹を壊しているわけでもなくかかりつけ医でも血液検査等での異常もなく、点滴をしてもあまり効果が無いとのこと、、、。
考えられることのひとつに夏バテをきっかけとした飲食の絶対量の低下がさらなる体調不良を起こしている可能性をお話ししました。
「シリンジなどを使って流動食をあげてみて喜んで飲み込むようならその作戦を追加してみたらどうでしょう」とお話してみたところ、
それがきっかけとなり
めきめき食べられるようになり、
歩く気力も体力も戻ってきました
漢方薬もちゃんと飲んでくれて、
何度か診察するごとに麻痺の程度もだいぶ落ち着きました。
最初診察したときは、
「フェアリー君は夏もたないかもしれない…」とご心配されていたお母様でしたが、
あれから季節はどんどん巡り、
もう一巡しようとしています
冬場歩くのがまた大変になりそうな時期がありましたが、なんとか持ち堪えて写真のようなキリリとした姿です。ご立派
最近では昔のように同居犬ちゃんとバトルしたりとさらに現役っぷりを発揮している頼もしいフェアリー君です
これから5月にお誕生日を迎えて
ますます元気な16歳を目指そうね
【おまけ】
我が家のわんず達
久しぶりに軽井沢へ
俵もエリちゃん(エリザベス)もこの笑顔
カーロリゾートホテルのドッグランでもウッドチップの上で歩きやすそう
カーロリゾートのRIOは我が家の歴代わんこ達との思い出のホテルなので、この子達とも行けて嬉しい限りですまた来ようね〜
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