おはよ。東京都武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
調布市（調布、布田、飛田給）、小金井市（武蔵小金井、東小金井）
西東京市（田無、東伏見、西武柳沢）、練馬区（上石神井、武蔵関）
密着の年中無休 税理士＆行政書士＆認定経営革新等支援機関
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の週明け。がんばろ。
昨日、東京都三鷹市井の頭在住の
勤務医（女性医師）のお客さんで、
近い将来、不動産購入を目的とし、
本格的な会社設立（法人成り）を考えている方に、
地域密着・年中無休の起業・開業（店）
会社設立（法人なり）・創業融資・確定申告
無料相談のとき（節税・税金駆け込み寺）、
いろいろ聞かれたんだな。
「節税目的の自分の会社設立の問題以外にもう一つお聞きしたい
ことがあります。身内の相談です。
同族の会社が債務超過時に銀行融資を受けた際、
ある親戚が個人として保証人になっていたんですが、
銀行から融資の返済を迫られ、個人の土地建物を譲渡して、
そのお金で銀行からの借入金を返済しました。
その直後に会社は解散しました。
この場合、その親族の個人の土地建物の
譲渡による税金は支払う必要がないと
聞きました。
そこで、同族会社の顧問の税理士に聞いたところ、
「税理士には専門分野があります。
むずかしい譲渡は専門外です
」、
と言われました。
所轄の税務署の窓口に行くと、「譲渡（資産税）に詳しい
税理士さんに聞くといいですよ」と言われました。
可能なら、こちらで教えていただけないでしょうか
」
なんだな。
実はこれはよく揉める案件なんだな。
その方には顧問税理士がいるみたいだったので、
そちらに聞いたら良さそうだと思い、
その旨言ったら、上記の答えが
返ってきたんだな。
笑えるんだけど、節税・税金駆け込み寺の無料相談では
よくあるあるパターンなんだな。
聞くところによると、
武蔵野税務署の前に電信柱に掲示している
電柱看板見て、ＨＰ検索してやってきたみたい
なんだな。
実はこの電柱広告は、武蔵野税務署に所用で
訪問した節税・税金駆け込み寺（水原会計事務所）の
お客さん用に、いざというときすぐ連絡先（電話番号）
がわかるように掲示してあるものなんだな。
こちらなんだな。
土地建物の譲渡は簡単なケースもあるけど、
専門性がかなり高い分野も多いので、
土地建物に強い税理士
（いわゆる資産税が専門分野）に依頼した
ほうが無難なんだな。
通常の税法以外に、判例や民法、不動産実務といった
幅広いの知識も必要とされる場合がある上、
知識量により税額（節税額）大きくも動く可能性が
高い分野なんだな。
条文の表面的な文理解釈だけではちくと
危険性が高いからなんだな。
今回のケースはいわゆる保証債務の特例が
適用できるか否かの論点なんだな。
この保証債務の特例は税務の専門家でも
知らない人が多い特例なんだな。
そもそも、今回のような保証債務の履行のために
資産を譲渡した場合の特例とは何かというと、
他者の借入金等の保証を行い、
その債務者（今回は会社）が倒産等で
債務の弁済ができなくなり、
個人保証人が、その保証債務を
履行するためにやむをえず個人資産を
譲渡し、債務者に対して求償権の行使が
不能になった場合に、一定の金額
について譲渡が無かったものと看做す
税務上の特例なんだな。
お客さんに保証債務の特例の趣旨や
概要を説明し、申し訳ないけど、
今回の親戚のケースは、
適用がほぼ困難な旨を説明したあげ
たんだな。
今回の事例は、特例を適用する場合、
事実の認定がなかなか
難しいパターンだったんだな。
今回のポイントは、保証した時点で主たる債務者である
会社の財務状態の事実認定だったんだな。
では、今日はこのへんでー。