おはよ。東京都武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
東京都練馬区（上石神井、武蔵関）、西東京市（東伏見、西武柳沢
田無）密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の週明け。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市境の飲食店（飲食業）
の個人事業主の方に、三鷹駅前税金駆け込み寺で
行っている年中無休地域密着起業・開業個別無料相談のとき、
個人飲食店居抜き物件の売却に関して
いろいろ聞かれたんだな。
「私個人が経営している飲食店の店舗を、居抜きで
将来他人に売却する場合、個人確定申告の時に、
株式みたいに売却合計金額で一括して
譲渡所得（分離課税）の処理をすれば
いいのでしょうか
」
なんだな。
個人の飲食店経営者の方によく聞かれるんだけど、
関係者の方に、同じような誤解が
結構多いので書いてみるんだな。
野良さんは水原会計事務所の飲食店コンサルタント・農業奉行として、
野菜ソムリエプロ等でもある関係で、
飲食店の方の無料相談があるときは
一手に引き受けてさせていただいているんだな。
飲食店の場合、実は専門性が高く、飲食店経営者と
飲食店専門の税理士の共同作業の
必要性が高いんだけど、
飲食店の場合、専門性が高い割には安全な収益率を
あげるのが意外と難しく、税理士（軍師）を依頼する
余裕がない人や、深く考えずに飲食店指導経験が
ほとんどない専門家に依頼するケースが
意外と多いんだな。
専門家の中でも、税理士事務所について言うと、
飲食業や農業に強い人、
医師や介護、建設業、不動産業、相続に強い人、
記帳代行等のアウトソーシング専門の方等
いろいろなんだな。
自分にぴったり合う人をよーく選ぶことが実は大切
なんだな。
そのせいか
、現実には飲食店の方の無料相談時に、
過去の法人の決算書・個人の確定申告書を見聞きしたり、
指導状況を聞くにつれて、がつく会計処理や
相談内容がままあるんだな。
今回の事例も専門家でも意外とある誤解なんだな。
個人の確定申告だから心配ないだろう、ではないんだな。
飲食店の居抜き物件をまるごと譲渡するような場合は、
資産の内容や種類により、まず最初にそれぞれ
の中身を吟味して、それぞれの所得区分に
分離してから確定申告しなければ
ならないんだな。
ひとつのまるごとどんぶり売却仕分けで
譲渡所得（分離課税）を計算するわけでは
無いんだな。
たとえば、売却対象資産をまずは内部造作、たな卸資産、
借家権、借地権、土地、建物、
営業権、減価償却資産、営業債権
小額資産（１０万円未満）、営業債権等
に分類しないといけないんだな。
次のステップとして、土地建物等は分離課税の譲渡だし、
小額資産が事業所得、内部造作は
総合譲渡所得といった感じなんだな。
なお、分離課税の譲渡所得は
長期（15％）と短期（30％）で税率が倍も違うし、
総合譲渡所得も長期と短期で
計算方法もまったく違うので要注意
なんだな。
知らないということは知らないうちに
大損をする可能性があるということ、へたすると、
税務署からお尋ね（税務調査）のお声がかりがあったり
、
なんだな。
飲食店関係で疑問点がある人
ないし税務会計処理に自信がない人は、
地元の飲食業（店）関係に強い専門家の無料相談等を
まずうまく利用してほしいものなんだな。
では、今日はこのへんでー。