おはよ。東京都武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
東京都小金井市(新小金井、武蔵小金井、東小金井)、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は曇りの週明け。がんばろ。
昨日、東京都三鷹市上連雀の個人のお客さんに、
地域密着年中無休確定申告無料相談中に、
いろいろ聞かれたんだな。
「シルバー人材派遣センターに登録して
働いています。確定申告する場合、
どの所得で申告するんですか、何か
知っておくといい節税方法とかはありますか」
なんだな。
シルバー人材派遣センターからの収入(所得)は、
所得税の中の年金以外の雑所得か事業所得
にあたるんだな。
あまり知られていないけど、知っておくと
ばっちり得する節税手法があるんだな。
教えてあげるとたいていの人は
無料相談に来てラッキーだったと
言ってもらえるんだな。
職業柄、地域密着貢献活動のうれしさを
感じる瞬間なんだな。
教えても損するわけではないし。
ちくと、シルバー人材派遣センターについて
書いてみるんだな。
センターに支払う料金は、概ね1時間800円から
1500円くらいで、仕事内容は、以前調べたんだけど、
自動車運転、毛筆筆耕、宛名書き、植木剪定、雪おろし、
造園、大工工事、ペンキ塗り、ブロック工事、家屋の修繕、
障子・襖・網戸張り替え、施設・会館管理、宿日直、
駐輪場・駐車場整理、広報・チラシ等の配布、ガス検針、
除草、草刈り、袋詰め、樹木消毒、屋内外清掃、カート整理、
家庭内清掃、家事手伝い、病院等外出の付き添い、
遺跡発掘などなどほんと幅広いなんだな。
料金が割と安いし、高齢化社会をにらみ、
人生・社会経験が豊富な老人スキルパワーを
うまく使うことは、自他のため未来的、戦略的に
お勧めなんだな。
不況で、人件費や外注費カットを考えているお得意先
にもこっそり勧めているんだな。
このシルバー人材派遣センターで
働いている方は経費の特例として
家内労働者等の必要経費の特例
が使えるんだな。
家内労働者等の必要経費の特例とは
事業所得又は雑所得の金額は、普通、収入金額
から実際にかかった経費を差し引いて計算すること
になっているんだけど、
家内労働者等の場合には、給与ではないのに、
必要経費として65万円まで
認める特例があるんだな。
なお、家内労働者等とは、家内労働法に規定する
家内労働者又は外交員、集金人、電力量計の検針人
のほか、特定の人に対して継続的に人的役
務の提供を行うことを業務とする人をいうんだな。
特例を適用する場合で、よく聞かれるケースについて
書いてみるんだな。
1.家内労働者等の所得が事業所得か雑所得のどちらか
の場合の控除額
→実際にかかった経費の額が65万円未満のときは、
その必要経費の金額は65万円まで認められるんだな。
2..家内労働者等に事業所得と雑所得の両方の所得が
ある場合の控除額
→ 事業所得と雑所得の実際にかかった経費の合計額が
65万円未満のときは、その必要経費は合計で65万円
まで認められるんだな。
この場合には、65万円と実際にかかった経費の合計額
との差額をまず雑所得の実際にかかった経費に
加えるんだな。
3.家内労働などによる所得のほか、給与の収入金額が
ある場合
→給与の収入金額が65万円以上あるときは、この特例は
受けられないんだな。
なお、給与の収入金額が65万円未満のときは、
65万円からその給与の収入金額を差し引いた残額と、
事業所得や雑所得の実際にかかった経費を比べて高い方
がその事業所得や雑所得の必要経費になることは
注意をしてほしいんだな。
シルバーの方を始め、家内労働者の過去の確定申告を
拝見すると、知らないで損しているケースが結構ある
みたいなので、
将来の年金生活予定者の方で、利用を
考えているシルバー予備軍さんも、
先取りして知っておくといいかも、なんだな。
では、今日はこのへんでー。