おはよ。東京都武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
東京都小金井市（武蔵小金井、東小金井、新小金井）、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の週中日。がんばろ。
昨日、武蔵野市吉祥寺本町の相続無料相談時
に、別件で消費者契約法がらみの相談を
受けたんだな。
「子供がある習い事をしていて、
その習い事の更新時期になり
更新料を支払ったのですが、
いろいろと事情があり、
更新するのを中止し、更新料（前納金）の
返却を更新直後に申し出たところ、
「一度払った更新料の返却は契約上
できません
」と言われました。
やはりあきらめないと
ダメなのでしょうか
」なんだな。
この手の質問よく受けるんだな。
水原会計事務所は法務事務所（武蔵野行政書士法務事務所 ）
も兼営している関係で、ちょっとして税務以外の法務に
ついてもよく聞かれるんだな。
もちろん街の法律専門家とはいえ、
行政書士なので、訴訟代理までは
できないんだけど。
今回の事例はまったく問題ないんだな。
更新料（前納金）を全額返却してもらえるは
ずなんだな。
根拠は消費者契約法9条1号なんだな。
次の各号に掲げる消費者契約の条項は、
当該各号に定める部分について、
無効とする旨定められているんだな。
そして１号には具体的に条文にこう書かれているんだな。
1号 当該消費者契約の解除に伴う損害賠償の額を予定し、
又は違約金を定める条項であって、これらを合算した額が、
当該条項において設定された解除の事由、時期等の区分に応じ、
当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に
生ずべき平均的な損害の額を超えるもの 当該超える部分
大学への入学辞退者が、大学に対し学納金（入学金、授業料等）
の返還を求めた裁判が全国各地で提訴され、
勝訴しメディアに大々的に取り上げられたことも
記憶に新しいんだけど、あれと考え方は同じなんだな。
根拠条文は同じなんだな。
要は事業者がたいした手間もかかっていないのに、
契約で都合のいいこと書いておいても
無効ということなんだな。
一般消費者は法律上特別に弱者保護
されているからんだな。
過去には中古車の売買契約締結の2日後に消
費者が当該契約を解約した事案で、
車両価格の15％の損害賠償金を請求できるとした特約
を無効とした判決もあるんだな。
思い込みで泣き寝入りしないことが大事なんだな。
いい子になって大損しないでほしいもの
なんだな。
では、今日はこのへんでー。