おはよ。武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）
調布市（調布、西調布、布田、つつじヶ丘、国領）、武蔵野
密着の年中無休税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の火曜日。がんばろ。
昨日、東京都吉祥寺東町にある会社の
お客さんに聞かれたんだな。
「住宅ローンを借り換えたのですが、
銀行にすすめられて、以前より住宅ローン残高が
増えました。住宅ローン控除の計算は今まで通り
普通に計算出来るのでしょうか
」なんだな。
最近、住宅ローンの借り換えを銀行等に勧められて
借り換えする人が多いみたいで、
いろいろよく聞かれるんだな。
誤解している人も多いので、
ちくと書いてみるんだな。
住宅ローンで厄介なのは、借り換えるとき、
（借り換え前の残高より少なければ
普通はあまり問題ないんだけど、）
銀行も商売でいろいろ借りてほしいものだから、
割増に貸したがり、借り換え直前の残高より、
借り換え額が多額になる場合なんだな。
注意しないといけないのは、
住宅借入金等特別控除の対象となる
住宅ローン等は、住宅の新築、取得又は
増改築等のために直接必要な借入金
又は債務でなければならない点なんだな。
したがって、住宅ローン等の借換えによる新しい
住宅ローン等は、原則として住宅借入金等特別控除
の対象とはならないんだな。
しかし、下記のすべての要件等を満たす場合には、
住宅借入金等特別控除の対象となる住宅ローン等
として例外的に取り扱われるということなんだな。
１．新しい住宅ローン等が当初の住宅ローン等の返済
のためのものであることが明らかであること。
２．新しい住宅ローン等が10年以上の償還期間
であること
等ほか住宅借入金等特別控除の対象となる要件に
ぴったり当てはまることが必要となるんだな。
また、よく聞かれるんだけど、
住宅借入金等特別控除を受けることができる年数は、
居住の用に供した年から一定期間であり、
住宅ローン等の借換えによって延長されることは
ありえないんだな。
今回の場合、上記条件をすべて満たして
いたので、下記計算
をすればOKなんだな。
次の金額が控除の対象となる住宅ローン等の
年末残高となるんだな。
【 A≧Bの場合】（注）
対象額=C
【A<Bの場合】（注）
対象額=C×A/B
（注）
A=借換え直前における当初の住宅ローン等の残高
B=借換えによる新たな住宅ローン等の借入時の金額
C=借換えによる新たな住宅ローン等の年末残高
では、今日はこのへんでー。