おはよ。武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
杉並区(西荻窪、荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺)、八王子市(八王子)
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の金曜日。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市吉祥寺南町のお客
さんから相続対策無料相談時に聞かれたんだな。
「海外をうまく使えば、相続税が
かからないと聞いたんですが、ほんとうですか」
なんだな。
ケースバイケースなんだな。一定の条件を
満たしたときは可能なんだな。
最近、「将軍への坂道」で国際税務の話
を書くことがあるせいか、国際税務のことを
聞かれることもよくあるんだな。聞かれるのは農業だけでは
ないんだな。
日本に住んでいると、海外も同じような
相続税がかかると考えている人が
結構いるんだけど、海外はいろんな
独特な税制があるんだな。
今回は相続税について聞かれたんだけど、
よく相談を受けるアジア諸国とくにシンガポールを始め、
香港、中国、マレーシア、タイなんかは
相続税自体が今現在は存在
しないんだな。
問題は、では、これらの国に、日本人が
移住したら(非居住者になる)、即、
そのときからいざという時、相続税はかからないだろうと
みなさん考えてしまうんだけど、そう甘く
はないんだな。
相続税や贈与税がかからない国に
移住して、国内財産も海外にうまく移して、
ひと安心していても、
全世界に分散した財産すべてに
日本の課税庁からばっちり税金を
催促される場合があるんだな。
もちろん土地をそのまま海外に
持っていくことはできないし、例えば
株式なんかはその保有する所在地国で相続税がかかる
わけではなく、本店所在地国基準に
課税されるわけだから、相続税がかからない
海外財産とはならないんだな。
ただ、日本と海外の相続税制に精通している
人の知恵を絞れば、できなくも
ないんだけど・・・・。
ただ、日本の税制も最近は
海外財産課税を強化しているので、
相続税制も今は可能でも(例えばいわゆる5年ルール等)、
将来何時どうなるかは予測不能というリスクは
十分あるんだな。
苦労して海外に財産移してもパー
になることもありうるんだな。
要注意なんだな。
では、今日はこのへんでー。