おはよ。武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
八王子市(八王子、西八王子)、青梅市(青梅、御嶽)
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の火曜日。がんばろ。
昨日、大手某テレビ局のディレクターに
水原会計事務所内で鎧について
テレビ取材(税金以外個別無料相談)を
受けたんだな。
まさに何でも来いのよろずやなんだな。
昨日ばかりは吉祥寺の税金駆け込み寺が
日本古美術駆け込み寺に早変わり
したんだな。
職業関連としては、こじつければ、
相続(相続税申告)を得意としている関係で、
相続財産評価を通じていろんな日本古美術に
触れる機会が他業種の人より
多いからなんだな。
不思議な縁で、相続を縁に、日本古美術を保有する人が
寄ってくるんだな。なぜか、いろんな武士の末裔の相続
がやってくるんだな。日本古美術の価値がわかる詳しい人に
相続評価してもらいたいのかも。甲冑に詳しい
税理士事務所は国内にはたぶん他に実在しなかも、
なんだな。
実は遠い目に見えない前世に関係して
いたりして。
吉祥寺界隈では、刀剣・甲冑マニアないし
日本古美術に詳しいソムリエとして、
知る人ぞ知る日本古美術ソムリエ(自称)
の野良さんなんだけど、地元のケーブルテレビやFMではなく、
大手テレビ局にまで知れ渡っているとは驚き、桃の木
だったんだな。
「将軍と鎧についてくわしいですよね
できたら取材してもいいですか」
と突如電話があり、事務所内で
延々とテレビ局のディレクターから
取材と個別無料相談を受けたんだな。
TVディレクターなので、鎧の知識が全然
無かったので、鎧と甲冑の違いから始まり、
甲冑の歴史の変遷から
日本国内で人気の甲冑、甲冑に
まつわるエピソード、優劣の見極め方
当時の貨幣価値と価格の
お話なんかを説明したんだな。
盛んにメモを取っていたんだな。
おかげで、予定通り本業ができなくなり、
またまた残業になってしまったんだな。
水原会計事務所の顧問先は、オンリーワンタイプ
の多様な業種の会社ないしフリーランスが多いため、毎年
2~3件あたりテレビ取材を受け、野良さんも
軍師として付き添うこともあるんだけど、
野良さん自身がTVがらみの取材を受けるのは
実のところ今回で3回目なんだな。
1回目は高尾山CMがらみ、2回目は
ハウスメーカーCM出演がらみ、今回は甲冑(鎧)に
ついてなんだな。
今回は日本古美術ソムリエの立場から
甲冑の芸術としての価値の高さについて
持論をディレクターに力説しておいたんだな。
甲冑は美術品として、依然日本国内より海外での評価
のほうが高いんだな。野良さん的にはこれをまず
なんとかしたいんだな。
甲冑・武具等は欧米ではサムライアートとして
高い評価で知られているんだな。
美術館で展示すれば、ぐんと集客できるんだな。
数年前、アメリカで徳川家の鎧が60万ドル強で
落札された話は甲冑(鎧)マニアの間では
有名なんだな(時間があれば1ドル90円
で換算してね)。
甲冑は金工、漆芸、組紐、鍛冶等いろんな分野
の工芸技術の集大成技能であり総合芸術
なんだな。
その技法が今なお日本の
多方面への工芸的熟練技術として
進化・発展しているんだな。
鎧で培った神業的熟練工の技は
形を変えて、発展しながら生き続けているんだな。
日本が誇るもっとも秀逸な技能の一つなんだな。
鎧を見れば、日本経済の活性化の
ヒントがあるんだな。
これらの高度な技能・芸術性ゆえ
各時代の支配者階級が贅を尽くして
集めたんだな。
長くなるし、興味がある人は少ないと思うので、この位にして、
今日は最後に野良さんが大好きな甲冑(鎧)を
いくつか挙げておくんだな。
平安時代~鎌倉期の大鎧がなんたって一番
なんだな。刀剣も然りなんだな。
こちらなんだな。地元多摩地区の青梅市御嶽の
武蔵御嶽神社所蔵の国宝 赤糸縅大鎧なんだな。
畠山重忠より奉納された平安時代後期の作と
推定されているんだな。
鎧の正面・左脇・背面を一体に作り、右脇は
脇楯(わいだて)で塞ぎ、
草摺は4間5段とした大鎧と呼ばれる形式のもので、
兜、大袖、鳩尾板(きゅうびのいた)、栴檀板(せんだんのいた)
を具備するんだな。
栴檀板の冠板を大きく作るのと勇壮な力強い大きな星
が打たれる厳星兜、大袖等に特色があるんだな。
同じく平安時代後期の代表作で
厳島神社所蔵の小桜韋黄返威鎧(伝 源為朝奉納)
も大好きなんだな。
昨年、厳島神社詣でした大きな動機の一つが
此方を見ることだったんだけど、レプリカの展示さえも
無かったんだな。ヽ(`Д´)ノ
デザイン的には沢瀉縅大鎧(東京国立博物館所蔵)や
武蔵御嶽神社所蔵の重文で鎌倉時代中期の
紫裾後縅鎧も好きなんだな。
甲冑に興味がある人はぜひこれらを見ることを
勧めるんだな。
では、今日はこのへんでー。