おはよ。武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)
杉並区(西荻窪、荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺)、稲城市(稲城)
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の火曜日。がんばろ。
昨日、東京都三鷹市下連雀の無料相談のお客
さんに聞かれたんだな。
「親が休眠状態にしていた有限会社を使って
新規起業をしようと思うんだけど、まだ使えますか
株式会社に変更したほうが有利ですか」
なんだな。
よく聞かれるんだな。有限会社は
正確には今は特例有限会社というんだな。
特例有限会社はいまや新規設立できないため
貴重で、実は市場での商品価値(プレミアム)
も高いんだな。
まず、
《最初の質問》
休眠会社のみなし解散というんだな。
会社法に規定されているんだけど、
最後の登記から12年を経過した株式会社は
休眠会社とされ、所定の事務手続き後
解散したとみなされるんだな。
ほっといたら会社が無くなる状態なんだな。
ただし、特例有限会社にこの規定は
準用されてないんだな。ご安心を、
なんだな。
特例有限会社の最大のプレミアム価値は
1.取締役を一人置くだけで、登記義務がないこと
2.決算公告の義務がないこと
なんだな。
零細企業で、登記や広告費をかけずに
同族で経営する場合、特例有限会社は
有効なんだな。
次に、
《最後の質問》
移行の手続きは
1.商号を株式会社とする旨の定款変更
2.その定款変更決議の日から2週間以内に
本店所在地において、旧有限会社の解散登記
と商号変更後の株式会社の設立登記
では、株式会社にしたほうがいいと
思われる場合も挙げておくんだな。
1.大会社の匂いがする株式会社の称号を
使った場合のほうが営業上有利な場合
2.閉鎖的な会社組織から公開会社にしたい場合
3.資金調達の必要性
4.合併等により急速に事業拡大したい場合
→例えば、合併、分割、株式交換、株式移転
といったツールは株式会社しか利用できない
んだな。
では、これらの有利、不利を長期的によく考えて
特例有限会社のままでいるか、株式会社に
変更するのかをよく考えてほしいんだな。
では、今日はこのへんでー。