唐突ですが、まず始めに「算数」のお勉強をしましょう。
ある所にリンゴ農家の水原さん(仮名)がいます。
今はリンゴの出荷時期の真っ最中です。
1つの箱に4つのリンゴが入り、木には5個のリンゴがなっています。
ところが、怠け者の水原さん(仮名)はキリがいいところで今日は出荷を終わらせようと考えています。
箱のリンゴを4つ詰めても木には1個のリンゴが余ってしまい、5つのリンゴを収穫しても2箱目の中にリンゴが1個入っており、これではとてもキリがいいとは言えないなどと意味不明な事を供述しており(ry
さて、箱詰めしてリンゴの木も気持ち良く収穫できるのはいくつの箱を詰め終わった時でしょうか?
・・・なんか言葉にすると難しいなぁ。しかし、このブログの意図ってなんなんでしょうね。
いきなり算数の勉強なんて。
まぁ、解答・・・と行きたいところなんですが、その前にこの画像を。
これならどうでしょうか。
手が箱、足がリンゴだとしたら簡単でしょう。
まぁ、正解は「5つ目の箱を詰め終わった時」ですね。
そして、次の日には6箱目からスタートできるっていう事になりますね。
うん、まだ何を言おうとしているかわからない人もいるでしょうね。
言いたい事は「16分音符の5つ割り」って事です。
そして、どう考えればこの16分音符の5つ割りが簡単に考えられるかって事も伝えたかったんです。
単に「16分音符の5つ割り」って言われたらなんだか難しく考えてた時期が私にもありました。
そして、ある共通点を見つけられなかったんです。
ある共通点とは、「どこで1つのグループを作るか」ということ。
どんなに難しいフレーズでもグループを作ってやれば案外サクサクいけるようになるもんです。
上記は「6箱目からスタートできる」っていうことなので、それを音楽的に当てはめると6拍目は1拍目と同じ事をやるという事です。
なので、グループは「5」というふうになる。
例えば、16分音符の5つ割りが10小節くらい続くと仮定する。
淡々と160個の16分音符を目で追っていくのではなく、5つのグループ、すなわち始めの20個の16分音符のパターンだけ覚えればいいって事です。
まぁ、長くはなりましたが何が言いたかったかというと、「音楽」というものを「音楽」という単体のもので見ないという事ですね。
だから始めに、「算数」のお勉強をしましょう等と固定観念を植え付けたのです。
そこで引っかかってしまう人は・・・うん、怖くて言えません。
このように、身の回りの事に当てはめてしまえば案外、飲み込みは早いもんです。
アップル理論とか、こういう例え方でレッスンしてるとか、「音楽は数学だ」と言い放った人の話とか、色々と書きたかったんだけど、あまりにもここまでダラダラと書いてしまったんでまた別の機会にしましょう。
んで、16分音符の5つ割りで応用的なフレーズがあったんで紹介します。
これも途中にアクセントが付いてるけど立派な16分音符の5つ割りですね。
これは、ビル・ブラッフォードの教則本なのかなんなのかわからない輸入本に入ってる1フレーズです。
4小節これでいけるんで、ライブのソロとかで使ってましたわ~。便利でいいんです。
それで、ようやく先週の「練習」の成果を書いておこうかと・・・。
まぁ、勘のいい方だと「もしかして、ここまで長ったらしく書いたって事はあんまり練習してないか、それともネタに詰まってんじゃね?」って思われてるかもしれません。
正にその通りなんです。
今週は大した発展はありません。
強いてあげるなら、気になったフレーズが
A Change of Seasonsの8:25~からのフレーズ。
一般的な16ビートですね。5/4だけど・・・。
これって、楽譜を見て気付いたんだけど5/4だったんだよねぇ・・・。
なんかあまりにも自然すぎて4/4だと思ってた。
・・・なんかこれ聴いたようなフレーズなんだよなって考えて家の中にある楽譜を漁ってみたらあった。
先ほども登場したビル・ブラッフォードのBeelzebubって曲のメインリフのビートだった。
後者は前者と違って9/8なんだけどなんか似てるよねぇ。
専門時代の別の講師がビル・ブラッフォード好きで、発表会の時にこの曲を演奏したら感動してたな~。
はい、そんなこんなで今回はこれまでです。
また今週も練習できますように。おわり。