■魂の無い人間

 

どのように調査をしたのか知りませんが、魂が無く、肉体だけの人間が世界人口の3割いるという研究報告があります。

自分の魂が肉体と強く繋がっている感覚で、前世移行体験時には魂が肉体の着ぐるみを着ている体感にまで上昇する私には「魂が無い人間」の存在など、理解し難い話です。

 

しかし最近、転生する魂は「自分の母親を自ら選んで生まれてくる」という胎内以前記憶を持つ子供たちの体験談を聞き、最初から母親が存在しない人工子宮や、細胞増殖クローンで産まれた場合、魂がそのような不正操作で作られた肉体での転生を選ばないのではないかと気付きました。

 

たとえば約百年前の人間孵卵器(ベビーインキュベーター)計画↓は限りなく、それに近い疑惑のある人類の暗黒史です。

実際に、過酷な労働を強いられた開拓移民の中に大勢の孤児達がいたのは歴史の事実なのです。

 

 

そういえば・・・あからさまに魂が抜けているような反応をする人に昔から何人か心当たりがあるのですが、皆さんはいかがでしょうか?

某宗教団体の信徒とか、カリスマ指導者に心酔している人間とか、反応以前に目の死んだゾンビ顔なので、それは魂が無い人間だと言われれば確かにそのように感じます。

他にもサイコパスやら詐欺師やら、あなたの身近には危険な人間が、想像以上に数多くいるかもしれません。

そんな不快極まりない他人との繋がりは縁切りと縁結びを自分の意志で行う事が今生の大課題です。

 

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■仏教的世界観と天国・地獄の夢

 

前々回の記事で「五次元力」にも通じる「観世音力」についてお話ししましたが、江戸時代以前の日本人は神仏や靈の本質に現代人よりも気付いていた様に思います。

「温故知新」ということで、昔の人にとっての輪廻転生や、魂と肉体をどう理解していたのかを考えてみます。

 

 

1か月程前の話になりますが、1月15日に地元千住の勝専寺恒例行事、閻魔開きに行きました。いつも縁日の賑わう夕方に行くので気付きませんでしたが、下画像の「人の世曼荼羅」ポスターを閻魔像の横で販売しているのに初めて気付きました。

 

 

ちなみに、とても有名な「地獄絵図」は、幼稚園がお寺だったので物心つく頃から、よく見て知っていましたが、この絵柄は人生で初見です。曼荼羅というだけあって天界、人間界、地獄界を一つに収めて大きな生死のサイクルシステムを描き出しています。

 

ちょっと気付いた曼荼羅内の個所を説明します。

私が、かつて霊夢内であの世の境界線まで行ったときに、天国・地獄とは「区別と差別と願望が生み出す幻の階層世界」と教わった懸衣翁(けんえおう)は絵の上下中心、向かって左端に奪衣婆と一緒におります。

 

絵の中心には閻魔大王、そしてその化身、地蔵菩薩はその真下で賽の河原の子供たちを救っています。私には霊夢内で古臭い学校の木造校舎に見えた場所です。

 

閻魔大王の左下で閻魔の鏡が亡者の生前の罪を映し出していますが、これは縦長画面の映画そのものなのが興味深いです。おそらくこの「人の世曼荼羅」の中で亡者が観ている曼荼羅世界は閻魔の鏡が映しだした自分主演映画だと思いますが、絵の構成がそれを暗に示している様にも見えます。

 

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■八つの鳥居は何の意味

 

そのように、色々と考察できて、とても面白い「人の世曼荼羅」ですが、このポスター絵を最初に観た時、いきなり意識の中に強く飛び込んできたのは「心」の漢字と中心の閻魔大王を囲むように配置されている八つの鳥居です。

 

かつてポツンと一つだけ鳥居が立っている夢の風景をよく観ていた時期があります。目覚めてから調べてみると、その鳥居の夢を観た当日は神道や仏教に関係する重要なイベントの日でした。私のコーディネーターが現れた霊夢の際には巨大なビルくらいのサイズの鳥居をバスでくぐり抜けています。

今まで、あまり気に留めていませんでしたが、夢の中や、死後の世界に現れる鳥居は神聖な場への移動ゲートとして機能しているのではないでしょうか?

 

そこで、この「人の世曼荼羅」において、この八つの鳥居がどういう意味を持つのか?ポスターに付いていた解説書を読んでみると以下のような解説になっていました。

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八つの鳥居=八正道

 

1.正しく物事を見る

2.正しく物事を考える

3.正しい事を言う

4.正しい事をする、盗み、殺生、邪淫を犯さない

5.正しく生きる、規則正しい生活をする

6.正しい精神を持つ、常に正しい努力と勇気を持ち

  悪を除き、善を助ける

7.正しく念ずる、常に正しくなるように信じ念ずる

8.正しく定まる、正しい心を不動のものにする

 

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八正道は極楽への「いざないの門」ですが、自らの良心を閉ざして間違った判断をすれば死後、極楽の入り口である八正道は地獄への入り口である「獄門」に変わるという事をこの「人の世曼荼羅」は表しているのです。

 

「正しい」とは生きている限り、自分で一生考え続けなければいけない正解選択肢の事です。もしかすると魂が自分の母親を選んで転生して来る時から、それは始まっているのかもしれません。

一生、「考えて、選んで、考えて、選んで・・・」の繰り返しで人は、より正解に近い、魂が望む未来世界線へ辿り着くのでしょう。

 

常に面倒くさがり、何も深く考えない人間がブラックな組織内に取り込まれて八正道から外れた外道となり、気が付けば犯罪者の仲間入りをしてパニックになる様を、かつて私のコーディネーター「水女神」様は具体的に見せてくれました。

 

【記事再掲】***************

 

夢の中で気付くと、私はドバイタワーの様な高くて白い縦長ビルの中間階で、ぼーっと立っていました。

そんな低いテンションとは真逆に室内は会社の社員と思われる大勢の男女による混乱と悲鳴で殺気立っています。どうやら、間もなくこのビル内の企業が倒産するようです。

そんな状況に興味はないので、今すぐビルから出ようとして大量の重要書類らしきものを抱えて走り回っている女子社員たちを避けながら1階まで降りるエレベーターへ乗ろうとするも、すでに社員たちがぎっしりで、乗りこむスペースはありません。

 

よく見ると、その横に誰も乗っていない空のエレベーターがドアを開けた状態で留まっているので、そちら側へ乗り込むと、下の階には降りず、どんどんと上昇していきます。乗り込んだのが最上階直通のエレベーターだと気付いた頃にはビル最上階に到着して扉が開いていました。

 

窓の外がスカイツリーの展望台の様に眺めの良い最上階は室内の半分が代表者の自室兼用になっていて趣味の悪い成金趣味の家具や動物のはく製がごてごてと飾られ、その中心のソファーに腰を下ろしたジャバザハットのように太った醜いCEOらしき人物が無言でこちらを睨みつけていました。

その姿を見て無性に腹が立ったので、しっかり睨み返すと、回れ右をして乗ってきたエレベーターで階下に降りたのですが、結局、先程の中間階へ戻っただけでした。どうやらこの騒ぎが収まらないと、ここからの脱出は無理の様です。

 

中間階の状況はさらに混乱が酷くなっており、足元には沢山の紙書類が踏み散らばっています。

その様子を部屋の中の一番高い場所から眺めながら、これが夢見の中だと気付きつつあったので先程のCEOを思い出し、「あんたたちは、ただの庶民なんだから醜い悪党の会社が倒産したら辞めればいいじゃないの」と下々を見下す高慢お嬢様ごっこをしていると混乱して駆け回っている大勢の人の波の中を全く影響を受けずに真っすぐこちらへ向かってくる人影が見えました。

 

それが夢の中への訪問者、ビジターです。その姿を視認した途端に雑夢は100%近い明晰夢になりました。その人影が放つ強いエネルギーが尋常でないために、一気に眠りながら意識が完全に目覚めた状態になったのです。

そしてその人影の正体にすぐ気付きました。

私の今生のコーディネーター「水女神」様です。

 

【再掲終了】***************

 

彼ら、一般社員は会社の倒産に怯えていたのではなく今まで悪党が支配する組織のルールに従って犯罪に加担していたことへ気付いて逃げ出そうと混乱していたのです。人生で最も重要な判断を間違えるなという戒めでもあります。

 

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■正しい判断は自らの内にある

 

日本人を騙すには「みんながやってるよ」というのが一番効果あるそうですが、そうすると私は日本人的でない変わり者の天邪鬼なのかもしれません。

みんながやっている事を常に正しいかどうか疑うからです。特にマスゴミや権威や専門家のいう事を鵜呑みにするのは自らの魂を裏切る行為だとおもっています。

 

この先もボケて思考力を失くさない限り、より楽しい世界線を選び続けるために自分の「正しい」を選択し続けるでしょう。

皆さんはどうですか?

 

いつもお読みくださりありがとうございます。