■ワンネスはどんなイメージ?

 

霊界学校では何度か違う形の「渦巻き」がテスト問題として出題されました。鳴門海峡の大渦みたいな渦巻映像から、神社の「三つ巴」まで、結構しつこく出題されたのではっきりと記憶に残っています。更に水神から最初に聴いた言葉は「うっず」です。

 

宇宙の全ては渦・螺旋エネルギーで出来ています。

遺伝子は螺旋を描き、星雲は巨大な渦巻きです。渦巻きの形が重要な意味を持っているのは感覚的に解ります。

そして近年、この3つの渦の正体はシリウスであり、シリウスの3女神の事だと感じるのです。

科学的に確認されてませんが、シリウスは3つの恒星からなり、三つの陰陽と、統合を意味する三角形を象徴する星だと言われています。

天川神社の五十鈴も、ケルト文様のトリケトラも、昔の人が神聖化、図形化した宇宙エネルギーの渦巻きと感じます。

私の使うレイキヒーリング(ファースト)も内側に入る渦巻文様を指で中空に3回描きます。自らをシリウスのエネルギーと一体化する呪術様式かもしれません。

 

これらを見て、降りて来た言葉が「ワンネス」です。

ちなみに私が昔からイメージするワンネスとは「諸星大二郎」の少年ジャンプデビュー作「生物都市」。

周囲の全てを取り込んで一体化する世界の姿は集合無意識を直接覗きこんでいるのでは?という錯覚を起こします。

以前から私がよく言う「集合(無)意識の沼」とはワンネス渦の中心、静寂の目に当たる処です。

 

                                                                  ©諸星大二郎

 

                ©諸星大二郎

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■日本人はワンネスの渦の中心にいる

 

ワンネスが魂を内側に引き込む意識の融合エネルギーの渦なら、そのワンネスの中心近くにいるのは日本人です。

 

そんな「ワンネスの渦」と真逆の対立意識が「ピラミッド型の分断」であり、かつてのローマ帝国が徹底的に人々の意識へ植え込み、今現在に至るまで巨大な呪詛として世界中の人々を鎖で縛りつけている洗脳の正体です。

 

ピラミッド構造の分断意識とは・・・

 

「少数の縦上方権力を怖れ媚び従い、似たような同類の左右で争い、自分より下だと値踏みした者を軽侮、攻撃する」

 

こんな奴隷思考人間は周囲にゴロゴロいます。何しろ学校や会社組織がピラミッド構造ですから、真面目な人間ほど、ここから一生抜け出せない。

ただの概念でしかない、そんなゴミ三次元世界ピラミッドの人間関係を当然の様に信じ込まされてきた人類の多くは、今、人類削減を堂々と宣言し、推進するインチキ支配者に都合よく削減されようとしています。

 

私の生まれて来た理由、「宗教の終わりを観に来た」とは巨大な支配ピラミッドの終焉イベントを地球へ見物にやってきた異星人意識であり、当に終焉が近づいている今現在は、「ワンネスの渦」へ人々を巻き込むこと、男性性、女性性の統合へと目的が移行しつつあります。「ワンネス=統合」ですが、この「統合」という言葉も前世体験以降、何度も聴いています。

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■それを外国人は気付いている

 

ワンネスは創造と表現への共感によって成されます。しかし共感する意識レベルが低いワンネスもどきではカルト宗教にはまります。これは統合ではなく無思考の奴隷化です。

 

近年、イギリスの大学教授がとても面白い事を話していました。「日本人と日本文化に触れると、人喰いスライムに足元から、ゆっくりと楽しく、心地良く吞み込まれて同化されていく感覚で実に怖ろしい」のだそうです。まさに「生物都市化」であり分断した人類がワンネスに至る第一歩を日本人が無意識に行動して行っている様に思えます。それは日本人が持っているワンネス異星人の遺伝子が特別に濃いという事かもしれません。

しかし意識の分断を統合に向けて急速に進めていくには強力な触媒が必要で、それが日本発・エンターテイメントのとても重要な役割です。

 

 

エンタメと言えば私の学生時代は世界中で流行りの映画が娯楽の中心でした。そのころはハリウッド映画ばかりでなくヨーロッパ映画も盛んで高校時代からは角川映画が始まります。

休日に三本立て上映の二番映画館で友人たちと朝から夕方まで話題の映画を観にいく事もありました。

当時、面白かったという記憶は後々まで影響するもので、2000年代に入ってから、多少なりとも映像作品制作の現場へ仕事で関われた時はとても興奮したものです。

 

私と同じように、かつてスクリーンで興奮した世代は少しでも表現の自由な特撮やアニメ制作の現場に行く人間も多く、今の日本アニメ文化を大元で支えています。エヴァンゲリオンでお馴染みの庵野監督は私と同じ年齢です。

今はアニメの制作現場もゲーム世代が中心ですが、長年、賃金の上がらない現場にも関わらず、多くの人々が頑張っているのは、それだけ心が強く惹きつけられる奥の深いエンタメ文化である事を気付いているからです。

 

今、世界中で30代~40代の年代層は、日本のアニメを、制作した国など全く知らずに子供時代に観て育ちました。

学生になると、日本への興味が湧き、現地語へ訳された漫画の購読へと繋がり、YouTube等を通して日本人の思考や文化を知るという流れが出来ています。

 

かつての日本アニメ、ボルテスⅤが後の革命の象徴にもなったフィリピンでは、現在実写化をして全80回のテレビシリーズ化を行っています。ボルテスⅤは1979年にフィリピンで放映されましたが、ほぼ同じ年にスターウォーズ第一作が全世界公開されました。

 

フィリピンでボルテスⅤのアニメが放映時、現地の最高視聴率が58%を超えても日本のマスゴミは、観ているのは戦争を知らない子供世代だけだと散々笑い者にしていましたが、今ならその理由がよく解ります。日本人ではない中韓CIAの工作員が必死で日本の戦争責任を盾にして日本下げを行っていたのです。

↓テレビシリーズで大河ドラマクオリティ

 

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■そして大きなムーブメントの中心になる

 

今回のコロナ禍で最もダメージを受けたのが音楽ライブイベントではないかと思います。感染拡大の病巣みたいなことを言われて、いまだにそれを本気で信じている人間も大勢いるのではないでしょうか?

それだけに、この時期に「けいおん!」以来のムーブメントを起こしたアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の快挙は凄いです。ダウンロードを含めた「結束バンド」の「全世界アルバム総合売上順位第4位」はどれだけ世界中から同時に注目されていたかを示しています。原作漫画のライブシーンをリアルに昇華した制作スタッフのこだわりに凄い音楽愛を感じます。

 

 

↑音楽演奏系YouTubeだけでなくギター業界に詳しい楽器店音楽オタクおじさん達も非常に盛り上がっていますのでマニアックな楽器方面の話題も楽しめます。

 

・・・というわけで日本人とワンネスについて探せばもっと色々あると思います。コロナ禍の巣ごもり需要として世界中でガンプラが売れているなんて話も聞きますね。

古臭い価値観が終わり、新しい価値観にとって代わるのは自然の摂理であり日本発の渦の中心は創造力と表現力であることは間違いないようです。

 

「生物都市」のように世界中が少しずつ日本化している事に気付いているのは日本人よりも外国人です。

いずれ世界的にどこの国も出来ない、とても大きな責任を伴う大変な仕事を日本が背負う様な気がします。

その話はいずれまた。

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■実こわコラムはメドベッドの話をしています。

 

 

3月号、本日より発売中です。

メドベッドという単語がずいぶん広まっている様なので、偽物注意を含めて、私の観た2060年の夢もお話しています。

書店で手に取られてみてください。

 

いつもお読みくださりありがとうございます。