新しい国へ行く時もいろいろと大変ですが、
外国を去る時もまたいろいろとあります。
カナダを去る時は、2021年6月だったので、世界中コロナ真っ只中で、
飛行機に乗るの一つ取っても、PCR検査とかなんとか超大変だったなあと思い出します。
国境が開くかの動向に毎日一喜一憂しながら、オランダやノルウェーへ強行移住したことも
今となっては「ようやるわ」と思うのですが、勢いがありましたね。
ただ今回は、円安の影響がすごいです。
この時期に動くことも後から振り返って、「ようやるわ」となるのでしょうが、
子供の成長は待ってくれないので、とりあえず次男の子育てが終わるまでは、
しっかり反省するのは後回しにして、躊躇わずに決断を信じて動いていこうと思っています。
と、ちょっと前置きが長くなりましたが、引越しの備忘録を残しておこうと思います。
引越しに際しては、大きく
①公共料金関係のストップ
②ビザのストップ
③家の荷物の処分
があります。
①には、ガス&電気、水道、インターネット、医療保険がありますが、
インターネット会社以外はオンラインの申請で予約終了させることができました。
あとは、モデムを指定のボックスに入れて前日に、郵便局から無料返却すれば終了です。
②ビザは、個人起業主ビザなので、帰国後税金処理などでややこしくなると困るので、
会計士さんにお任せすることにしました。
③家の荷物の処分は、カナダを出る時で大変だったのに懲りていたので、
できるだけ荷物を増やさないように気を付けていたつもりだったのですが、
4人で3年近くも過ごすと、思った以上に荷物も増えていました。
ただ今回は、娘の発案と、「日本語補習校」のみなさんのあたたかいご協力のおかげで、
ほぼ全ての家具を買取&引き取りしていただけました!
先週末、最後の家具を、家族が今月もう一人増えるご家族に引き取っていただきました!
残り1週間となり、
残っているのがお布団と掃除機などの数点の家電だけになったので、心底安堵しています。
それにしても、ユーロが私たちがこちらにきた時は130円だったのが、今日のレートでは168円!
物価も上昇していて、
今借りているこのお家も、次からはユーロで22%増しで貸しだすそうです。
大家さん、家賃をこれまで据え置きにしてくれていて、本当にありがとうーー!
と思いました。
お礼にというわけではないですが、できるだけ家の中を掃除して、
「えっ。改築したて?」と思わせるくらい、
「たつ鳥あとを濁さず」で出ていきたいと思います。
寝室の窓からの眺めもいよいよ見納めです。
それでは、また。