私の息子の話になります。

息子は今大学3回生で私達夫婦とは遠く離れて暮らしています。


大学入試時に私は親として彼の希望を叶えるべく受験戦争のストーリーに翻弄され、頼まれてもいないのに勝手に一人で必死になっていました。

何に必死になっていたのか?

それは私の親としてのプライドを守る為だったのではないかと思います。

息子のというより、私の です。


当の本人は至って冷静で淡々としていた姿に当時はイライラしたものですが、今思うと私の方がおかしかったですね。


私自身スピリチュアルに関心を持ち、心の在り方が大切なのは分かっていたはずですが

その頃の私はまだまだエゴに振り回され人が幸せになる為にはこうあるべきという固定概念に縛られていました。


人に負けたくないという思い。

勝つ事で得たい優越感。

将来に対する不安、恐怖。

ワンネスとは程遠い分離の意識。

とても重い周波数ですね。


挙げ句の果てに私は急性胃炎になり救急車のお世話にもなったのです。

過去一私が神経をすり減らした出来事と言えます。


その後第一志望の大学に合格は出来ませんでしたが、第二志望の大学に入学しました。

いい仲間との出会いもあり充実した大学生活を送っている所を見るとこれで良かったと思えます。


離れて暮らして3年。

その間私は私のスピリチュアリティーを高める事に夢中になり、自分に不必要な周波数を外していく事でようやく心の中に光が戻ってきた、今そんな毎日を過ごしています。


先日息子がいよいよ就活を始めたそうです。

彼は彼の人生です。

遠くから見守っていたいと思います。