資本主義社会では人は幸せになれない。 | まちがいだらけのブラックバス害魚論

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こんばんは。寒いですね。まさに「厳寒期」です。

 

この時期の1本は、私の尊敬する田辺哲男さんがおっしゃる『1匹の価値』ですね。

 

 

今日は、タイトルにもある通り、当ブログの本題と違うカテゴリーのようですが、広い意味では、つながってくるテーマですので、ぜひ興味のある方は読んでください。

 

 

今、まさに世の中は、「資本主義社会」ですが、このまま、この「資本主義社会」を続けることは無理がある、というか、このまま「資本主義社会」を続けても、人々は幸せになれない、というお話です。

 

私はアラフィフですが、私のおばあちゃん世代は、洗濯といえば、川に行って、洗濯板でゴシゴシと洗っている時代でした。

 

今の若者世代は、洗濯板などと言ってもわからないかもしれません。

 

それが今では、ボタン一つで、すすぎから乾燥まで、すべてが終わってしまいます。

 

ものすごく、便利な世の中になりました。

 

しかし、こんなに便利な世の中になったにも関わらず、人々は「忙しい」ままです。

 

昔の人よりも、現代人の方が忙しいかもしれません。

 

「忙」の字のごとく、心を亡くして、働いています。心の余裕がありません。

 

世の中は、殺伐とし、世の中は、暗いニュースで溢れています。明るいニュースはほとんど聞かれなくなりました。

 

その原因が、私が思うに、「資本主義社会」です。つまり、世の中が、「資本主義社会」であるから、人々は幸せになれないのです。

 

「資本主義社会」というのは、イコール「競争」です。

 

たとえば、ラーメン屋でいえば、A店とB店があったら、人は、味や値段、サービスなど、いろいろと評価した上で、点数の高い方に行きます。

 

そして、その競争に負けた店は、経営状態が悪化し、最悪の場合、倒産に追いやられます。

 

つまり、「競争優位性」の低い会社は死んでしまうのです。

 

これを防ぐには、競争優位性、つまり、競争力を高めるしかありません。

 

相手が「10」であれば、こちらは「11」にならなければ、この勝負には勝てません。

 

そうなると、休んでいるわけにはいきません。有限である時間の中で、相手を上回らなければいけないのですから、当然、努力しなければいけません。

 

相手が「10」やったのなら、こちらは「11」やらなくてはいけない。

 

そして、こちらが「11」やったら、相手は「12」やってくる。

 

これでは、忙しくなるに決まってます。心の余裕がなくなるに決まってます。

 

だから、現代人は「忙しい」のです。こんなに便利な世の中になったにも関わらずです。

 

これでは、友人や恋人と過ごす時間も少なくなりますし、結婚して子供が生まれても、子供と過ごす時間も少なくなるでしょう。趣味を楽しむ時間も少なくなるでしょう。

 

いったい、何の為に働いているのでしょうか?

 

「幸せ」になる為に働いているはずなのに、幸せになれない。

 

それが、資本主義社会なのです。

 

 

これが、1950年代や60年代くらいの、高度成長期なら、話は別ですが、今は、すでに、2020年代、、、

 

音楽、芸術、スポーツ、エンターテイメント、産業、、、

 

すべての分野で、ほぼ成熟してしまっています。

 

何事も、成長期の後には、成熟期が来ますから、当然のことです。

 

もはや、「伸びしろ」がありません。

 

 

資本主義社会では、お金がないと生きていけませんから、お金の為に、やりたくない仕事をしている人も多いのではないでしょうか。

 

これでは、幸せになれるはずがありません。

 

もちろん、仕事が楽しくて、やりがいを感じ、日々充実している人はOKです。それはそれで幸せだと思いますから。

 

ただ、そういう人の割合が少ないのでは?ということです。

 

休みが終わりに近付いて、憂鬱な気持ちになる人が多いのでは?と思います。

 

 

こんな現代社会では、新たな社会システムが必要だと思います。

 

ベーシックインカムのようなものも、その一例だと思います。

 

働きたい人は働く、友人や恋人や子供との時間を楽しみたい人は楽しむ、趣味を楽しみたい人は趣味を楽しむ、、、

 

みんなが、毎日、やりたいことをして過ごす。

 

それが出来るような社会システムになれば、もっと幸せになれると思います。

 

ここまで発展した現代であれば、それは可能だと思います。

 

 

「伸びしろがない」なんて、夢のないことを言ってしまいましたが、昔は楽しいことがいっぱいありました。

 

アラフィフ(1974年生)の私から言わせると、1990年代から2000年代くらいが、あらゆる分野で、いろんなものがピークだったと思います。

 

食べ物だって、昔から美味いものはありましたし、昔に比べて今の食べ物の方が美味しくなりましたか?

 

人間は100mを5秒で走れますか?

 

成長には限界があります。

 

昔(1990年代から2000年代くらい)や過去の面白かった時代のことを追求していけばいいと思います。

 

AIなんて、人間味のないものは私は必要ではありません。

 

むしろ、昔の、美しく豊かな自然が私の「希望」です。

 

あんなに楽しかったバス釣り、あの時代、、、

 

 

「私たちは発展するために生まれてきたわけではない、幸せになるために地球に生まれてきたのだ」

 

これは、南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏の言葉ですが、

 

もうそろそろ、社会システムを変革させる必要がある時期に来ているのではないでしょうか?

 

これ以上の発展は、自然環境やそこに住む生き物たちに対して、負荷がかかり過ぎます。

 

こんなにも便利な世の中で、何を求めますか?

 

 

これからも、美しく豊かな自然環境を追求していきます。

 

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