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毎週土曜日

多摩地域のトピックスをお届けする

多摩コラム

 

 

多摩地域の市町村を順番にご紹介するシリーズの第26弾!

今回は青梅市です。

 

【青梅市の基本データ】

 

人口:13.2万人(2021.8.1)

【12位:武蔵野市>13位:青梅市>14位:国分寺市】

 

面積:103.31平方キロメートル

【3位:檜原村>4位:青梅市>5位:あきる野市】

 

市名の由来:

平将門が、青梅の金剛寺あたりを訪れた際に、馬の鞭に使用していた梅の枝を自ら地面に挿し、「願いがかなうなら咲き誇れ、叶わないなら枯れよ」といったところ、梅の枝が根付きました。ところが、この木の梅は青いまま熟さず、枝に残ったまま落ちることがありませんでした。これを見た人々が不思議に思い、この地を青梅と呼ぶようになったと伝えられています。

  (出典)青梅市ホームページ

 

市内の名所:御岳山、吉野梅郷

 

主な企業:ホットマン(タオルメーカー)、

 

出身有名人:篠原ともえ

 

 

青梅市で取り上げるテーマは…

青梅市のチャレンジ

 

 

東京から約80分。都内の中でもかなり西に位置する青梅市。

都心からの遠さもあって、都内でも高齢化の進んでいて、65歳以上人口割合は、28.1%と都内でも4番目に高い数字です。

 

そんな青梅市ですが、

先日こんなニュースが舞い込んできました。

 

青梅に映画館が誕生!

 

青梅は「昭和レトロの街」として、街中に映画看板を掲げていることで有名です。

しかし、これだけ映画看板があるのに、肝心の映画館がない!

 

 

かつては3館もの映画館が建ち並んでいた青梅も50年ほど前に全ての映画館が廃館。

そんな「映画館のない、映画の街」に映画館を復活すべく、市民が立ち上がりました。

 

旧都立繊維試験場として使われていた、国登録有形文化財の貴重な木造建築物をリノベーションして、映画館「シネマネコ」が、今年6月にオープンしたのです。

 

 

・日本で唯一の木造建築で、座席数は63席の小さな映画館

・「ネコ」という名前も養蚕が盛んだった青梅では繁栄とネズミ除けとして猫を大切にしてきた青梅ならではのネーミング

 

そんな「青梅らしさ」全開で開業した「シネマネコ」

 

コロナ下で興行場業界にも逆風が吹く中での開業となりましたが、そこには青梅市民の「映画の街・青梅」を復活させたいという熱い思いから生まれた映画館。私も時間があれば、一度訪れてみたいです。

 

 

 

 

他にも青梅市では

・吉野梅郷の復活劇

・岩蔵地域を「農業」で盛り上げる団体のお話

 

など、「地元を盛り上げたい!」という思いで、様々な活動をしている市民の方々がたくさんいらっしゃいます。

 

 

都心から遠い。

でも、ここだからこそできることがある。

 

青梅を盛り上げて、そしてその風を西から東京へ

 

そんな情熱が高まっている街。それが青梅なのかもしれません。