今回の多摩コラムは、多摩地区30市町村の魅力を順番にご紹介するシリーズの第7弾!
 
≪過去の市町村シリーズ≫
①立川市(vol.4~立川の底力

 

【瑞穂町って?】

 

瑞穂町(みずほまち)・・・多摩にある郡部4町村のうちの一つです。
他の町・村は、いずれもハイキングなどで有名な自然豊かな街ですが、この瑞穂町だけは異彩を放つ存在です。
 


どちらかというと住宅が広がるベッドタウンという感じ。特に観光客が多く集まるスポットもありません。


しかし、瑞穂町には「意外だ!」と思ってしまう魅力が結構あります。
そこで、今回は、瑞穂町の魅力をご紹介しながら、瑞穂町の「意外」を3つご紹介します。
 
 


【瑞穂町の意外①~主力産業は〇〇】

こちらが瑞穂町の中心部。

瑞穂町は人口約3.3万人です。

街の中心部にJR八高線の箱根ヶ崎駅があって、数は少ないですが、新宿や東京への直通電車も走っています。

そしてタイトルにある。瑞穂町の意外な主力産業・・・それは

 

工業

 

多摩の他の町村が林業が中心の町が多い中で、工業が中心というのは意外ではないでしょうか。

 


ウィキペディアによると、2009年の工業事業所数は 233、従業員数は 5,838 人、製品出荷額は約 3,269億円、付加価値額は約1,992億円とのこと。

 


ちなみに製品出荷額は、多摩地域のおよそ8%を占めており、多摩地域では府中、日野、羽村に次いで第4の工業都市なのです。


 

瑞穂町の工業の特徴は、どちらかというと中小の工場が多いこと。都心や中央線沿線に比べて土地代が安いことが理由でしょうか。


 

それゆえ、瑞穂町を東西に貫く大動脈である新青梅街道は、平日の朝夕を中心にトラックだらけの大渋滞が発生します。

 





【瑞穂町の意外②~絶景スポットがある!】

 
瑞穂町には絶景スポットが2つ。
ひとつめは六道山公園
 
六道山公園とは、都立狭山自然公園の一部をなす公園で、武蔵村山市と瑞穂町にまたがっています。
 
ここは、桜のスポットとして花見の時期には絶景を見ることができます。

本当は満開のシーズンに行きたかったのですが、時期はずれだったので、少ししか咲いてませんでした・・・桜

 



 

もうひとつの絶景スポットが瑞穂ビューパーク

 

JR箱根ヶ崎駅から山道を登ったとことにあるこの公園は、

その名のとおり、ビュースポットになっています。

 

天気のいい日には、こんな富士山の姿も拝むことができました!

 




ちなみにビュースカイパークは、運動場があってサッカーなどを楽しむことができます。

 



さらに、スカイホールというコンサートもできる市民ホールも。

なかなか優雅そうな施設ですね。

 




 

【瑞穂町の意外③~東京で唯一のアレがある!】

 

瑞穂町にある東京唯一の意外なもの・・・それが

 

ジョイフル本田

 

 

千葉県や北関東を中心に15店舗ある超巨大ホームセンター「ジョイフル本田」。

その東京唯一の店舗は、なぜか瑞穂町の新青梅街道から一本入ったところにあります。

 


ジョイ本のホームページによると「超大型店」とされていて、東京ドーム2.3個分あるそうです。

 


ホームセンター的なものだけでなく、画材あり、ペットあり、12店舗が入るフードコートあり・・・しかもテラスなんかもあっておしゃれ!

 


ジョイフルといえば、何となく業者が行くイメージですが、家族連れで行っても

 

「こんなものが売ってるの!?」

 

と楽しくなっちゃうこと間違いないです!

 





 

正直、知名度はあまり高くないけれども、意外な魅力がたくさんあった瑞穂町。

奥多摩、日の出、檜原とともに瑞穂のこともよろしくお願いします!