さてさて、カテゴリ前記事〈2017年3月沖縄② 沖縄DFS事情とスキンケア開拓〉
からだいぶ経ってしまいました


おもろまちの沖縄DFSで買い物を楽しんだ後は、ずっといってみたかった沖縄県立博物館と美術館へ

博物館めぐりは、私の旅の定番にやり



DFSからサンエーさんを通り抜けて(前記事にある通りトラップされてwww)
少し歩いたところにある県立博物館


ミンサー織りの模様のような、特徴的な外観


曇ってて、グリーンがまぶしいです


屋外展示も

沖縄らしい作りの家に、実際にくつを脱いで上がれるの


建物に入ると広くて明るい空間
博物館と美術館が、このホールでつながっています


どっちも見たいけど、まずは博物館ね

入り口から沖縄の雰囲気!


やはり沖縄と言えば、島々
中央にはプロジェクションマッピングで投影される、沖縄の自然や文化


↓これは、海底の地形を表したもの


最近の博物館らしい展示だわ




他の都道府県とは特徴的に異なるのが、文化と歴史

離島だけに、独自の「国」が形成されてたのですね
これまで「沖縄」という認識しかなかったけど、歴史をたどれば「琉球」という国だったんだ




九州の邑(ムラ)の文化に近いような
琉球の各所にある城(グスク)の歴史
観光してたときは、ふーんお城かぁ、くらいにしか思ってなったけど


そして、本土より近いだけあって、中国との交流も活発だったようで



もちろんそのはず、貝を活かした生活



私が一番興味深かったのは、「琉球」という国だったのが、日本に併合されて「沖縄」になっていくまでの歴史


自分の「国(島)」が、他の?もっと大きな勢力に一緒に統治されるって、どんな気持ちなんだろう
統治される、とはいえ、日本語に近い琉球語、だったわけで、あまり「他国」感はなかったのかな



そして始まるアメリカの気配
もう、戦争はただただ悲しくて見るのも辛いので、しっかり見ることはできなかったけど
それでも、沖縄がアメリカの支配から徐々に立ち上がっていく姿も見えて、心強い気持ちも




まさに最近、辺野古の埋め立てが始まって
あのきれいな海に土砂やコンクリートブロックを投入するなんてどうかしてる、と思ってしまう

確かに普天間は危険も多いからそれもわかる

けれど

一度埋めた海は、一度失った自然はもう帰ってこないわけで


自然のこと
歴史のこと
暮らす人のこと
いろいろ考えさせられます

沖縄の負担、という言葉が確かに頭にひっかかる





歴史も好きだけど自然史も好き
で、楽しみにしてたのですが


んーーー
こっちはあまり、かなぁ、、

もちろん、独特な生態系なので展示はしっかりありますが


展示は、もうちょっと頑張ってほしかったかなぁ



あ、これは備瀬のフクギ並木の実物大壁紙
昨年の沖縄旅行が懐かしくて


これはあのサバニ、ですね
これもなつかしいわ、やまねこマラソン!
→西表島で本物の船にてんこ盛りのお刺身を食べたときのブログ




建物の中央には、ライブラリーのような情報施設があったりして、なかなか使いやすそう


これはカフェ
今回利用しようか迷ったけど、メニューがいまいち、でパス
(私が訪れた後、業者入れ換えがあったようで、今は変わったかも)




2階でやってた特別展も見ました
「琉球・沖縄の地図展」
古い地図には、日本の中枢から見た沖縄なので、南北が逆に描かれていたり
測地法が完成する前の、区画を示した地図だったり地勢図だったり
それが正確な地図になっていく過程がたくさんの地図で見れました
ちょうど学芸員さんがお偉いさん相手に解説してたのをこっそり聞いちゃったりして

ところでこの天井を支える柱!
まるでテーブル珊瑚のようですてき




いつも思うのですが、外国のお客さんは、たいていイヤホン式の音声ガイドを聞きながら熱心に見ている人が多くて
それに対して日本のお客さんは、そういうのを活用したりしてじっくり博物館を味わう人は、国内外問わずあまり多くない気がする(特に若い人)
ミュージアムリテラシーというのか
子どもの頃から博物館を見たりそこで考えたり活用したり、そういう教育が遅れてるからなのかな

おもしろいのにね


さてさて、次回は今度は美術館も行きたいです



博物館により良くなってほしいので、アンケートはちゃんと答えました
粗品でもらったのは

ジンベエザメクリップ!
めちゃかわいいんですけど‼



さてさて、のんびり沖縄旅行のクライマックスはあっけなく迎えます