みずもティ的世界一周放浪記。休学なう。 -4ページ目

アフリカの奇跡

★近況★ルワンダ・ブルンジをするりと抜けて


ブルンジの首都ブジュンブラからバスで2日


タンザニア・キリマンジャロ麓のモシ滞在3日目


明日の朝のバスでダルエスサラームに向かいます!


ザンジバルは目前じゃ!!









あ、10日ほど前の話になりますが


ウガンダにてこんな感じになりました。





みずもティ的世界一周放浪記。休学なう。

コーンロー。約800円←安




この髪型、アフリカの女性の半分はこれと言っては過言ではないくらいのシェアを誇ってます!



ストレートな髪は難しいらしく、1時間って言われたのに3時間かかりました。







でもこのコーンロー



痛ーし、かいーし、寝づれーし、ちゃんと洗えねーし、似合わねーし←





と言う具合なファッキンヘアー






かゆさに耐えられず、早くも今日ほどきました






ベッカムも昔やってたけどすぐ直してた。


きっとすげーかゆっかたんだろーね!





あー楽!!!!!




でも癖がついちゃってパーマかけた訳でもないのにかなりボンバーヘッドになっちゃってます。w



いつかのパフィーみたい?



や、全盛期の中澤だな。w











話がだいぶそれたので本題





ウガンダの首都カンパラから夜行バスで向ったは


環境保護のためゴミ袋持込禁止のルワンダ





それだけに町は下手したら日本よりゴミが少ないしキレイ!




バイクはちゃんとヘルメットかぶってる!




人と車とバイクとゴミでカオスなウガンダから来たからか感動したよ俺!!




「アフリカの奇跡」と呼ばれるのも納得







無事に首都キガリに着いたのはいーけどガイドブックも情報もなくてとりあえず安宿を探す。




いろんな現地人に聞きまくってると



俺んちに泊まっていいって言う人出現!!




こうゆう時って半分信じて半分疑うのが基本だけどここはアフリカ




どうしようかと一瞬迷ったけど




彼の名はアンドレ


23歳・銀行勤務・スーツ着用・英語も上手い・iphone持ち←




これが決めてとなり



よし!信じよう!ってことで泊まらせていただいたきました




部屋はシンプル(どちらかと言うと物がない)で広かった





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家族は姉妹弟と4人




ちなみに弟の名前はライトマン←w

俺の一個下




夕飯おごってもらっちゃったし、朝飯も出していただいた。






今までに何度か現地人の家に泊まらせてもらったけど




アフリカの家っていいね。なんか素朴な感じが!








そんなルワンダ人の優しさに触れた後に向かったは








キガリから南に2時間半ブタレと言う町





ここに来たのは他でもない





虐殺記念館に行くためだ。





「ホテルルワンダ」って映画を見てからルワンダは絶対行こうと思ってた場所





この映画は1994年にルワンダで起こった大量虐殺に関する作品






簡単に説明すると

ベルギーの植民地時代にベルギーによってルワンダ国内のルワンダ人が


遊牧民と農耕民を「ツチ」と「フツ」という感じで区別した



ただそれだけの違いでもともとは同じ国の同じ人間



ベルギーによって政権をどちらかに偏らせたりされたため、貧富の差や差別が起こるようになった



そうしたなかで「ツチ」と「フツ」は憎み合うようになり


内戦・大量虐殺を招き



その結果

3ヶ月の間に100万人近い人が犠牲になるという最悪の事態を引き起こしてしまった




かなり簡単に説明したので詳しくは「ルワンダ 虐殺」で検索してね←





ほんの17年前の話





その犠牲者のミイラや当時の写真などを展示しているのが虐殺記念館



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ジェノサイドメモリアルセンター





ブタレの町からミニバスで40分でギコンゴロまで行き、そこから田舎道を1時間ほどあるくと着きます




姉ちゃんからおばちゃんへの進化途中くらいの女性が案内してくれました。





今は記念館だけど、当時は学校で虐殺の現場となった場所





虐殺がここで起こったとき、ここに隠れていた約6万5千人のうちほとんどが殺されてしまったそうだ




建物の裏にはたくさんの平屋の小屋があり




ぎっしりとミイラ、ガイコツ、骨が並べられていた




小屋に近づくと、鼻を突くとてつもない異臭が漂っていた





俺の鼻が少しつまっていたのが不幸中の幸い←




それでもすごい臭いでむせてしまった






ミイラは子供から大人まで848体?あるそうだ






頭蓋骨がオノかナタでカチ割られたミイラ





苦しそうな表情のままのミイラ




助けを求めていたのか手を伸ばしているミイラ





それぞれがそれぞれの苦しみを語っていた







たくさんの魂が成仏されずにまだここを彷徨っているのか


風も無いのに天井から「カタカタ」って小さな音がしていた。←ガチ










帰り道、元気な子供たちに囲まれた



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たぶんこの子たちはこの残酷な過去をあまり知らないだろう





二度と同じことが起きてはならない。










なんか暗くなってしまったので



気分転換にバナナ屋の写真でもどうぞ



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小さな国ルワンダ


四国くらいの大きさしかないし


こんなことがあったけど今は物凄い勢いで成長している。


これが「アフリカの奇跡」と呼ばれている訳



成長の影にあるのはひとりひとり意識の変化








こんな感じにいろいろ考えさせられブルンジに向かった。






俺も頑張らなくっちゃ!←

危険都市ナイロビの今

あの地獄の移動のあと、無事に首都のナイロビに到着したわけですがー



ナイロビと聞けば、世界でも有数の治安の悪い街。


でも最近はポリスが頑張ってるお陰で治安は回復しつつあるって聞いてたけど、


一応ビビりながら街を歩きました。





治安の悪い街では貴重品は持ち歩かないで宿において置くのがベター



ところがどっこい



泊まってた宿は別名「ニューケニア盗難ロッジ」と言われるほど盗難の多い「ニューケニアロッジ」





貴重品どーしたらいいんだーーーーーーって感じ





しかも場所は治安の悪いダウンタウンの中心(買い物には便利)にあるという感じで



悪いこと尽くめ






それでもここを目指すパッカーは絶えない



その理由のひとつにこの宿には東アフリカで1番情報が充実してる(と言われてる)情報ノートがあるからだ



※情報ノートとは旅人がいろいろ情報を書き残していくもので
 ガイドブックやネットなどでは得ることのできないホットな情報も手に入ることができるもの




ガイドブックを持ってない僕はそんな情報を求める一人であった









ナイロビのダウンタウン

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旅行者は少ないし、変な奴もいるし写真は撮りづらい雰囲気









ギコンバマーケット

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ここは世界中から流れてくる古着から生活用品からなにまで手に入る


まさに古着天国










今はナイロビよりもタンザニアの首都ダルエスサラームの方が治安が悪いらしい

ナイロビでやりにくくなった悪党どもが流れてるだとか









そんで話は変わりますが


カンパラなう。


この間、世界最小民族のピグミー族に会ってきました。

それについてはいつか。







そしてそして




7月9日

世界193カ国目

アフリカ54カ国目にあたる国



スーダンから独立を勝ち取った


「南スーダン」って国が新しく誕生します!!




パチパチー




ただいまそんな国の隣にあるウガンダにいるわけで



新しい国が誕生する瞬間に立ちあえるなんて今回逃したら死ぬまで無いかもしれない!!!





ってことで今夜の夜行バスで



サウススーダンの首都ジュバに向います!!!





やべーぞこのワクワク!!




国ができる瞬間ってどんなんだろう????




頼むからテロとか馬鹿みたいなことは起こらないでほしーわ。






これがサウススーダンのVISA

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カンパラで即日取得・50ドル






よし




そろそろ出発じゃ!

モヤレ国境発地獄移動 DEAD or うんこまみれ☆

6月18日(土)モヤレでの運命の朝を迎えた





今日は中国以来の地獄移動の日なのである





それもそのはず





ここモヤレ国境からの移動は公共の交通機関がほとんどなく



ひたすら続く未舗装のサバンナのデコボコ道をローリーの荷台の上に乗って移動しなければならないのだ(2年前旅行者が荷台から落ちてしんだとか)




それに加えて





山賊多発地帯でもあり白人が撃たれて死んだりしてるらしい






そんな通称山賊ロードを通らなければならないと言う今回のミッション





こんなダブルパンチな感じで



エチオピアとケニアの国境の町モヤレからケニアの首都ナイロビを目指す道のりは旅人の間では世界でもトップクラスの過酷な移動と称されていることでちと有名







朝8時、最後の町まで変な奴らに絡まれたエチオピアを出国して




ケニア入国(3ヶ月VISA25$)

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さっそくたくさんの運ちゃんに囲まれ、連れられるがままにローリーへ






ナイロビまでは1日でいけないため、その手前のイシオロまで1500ksh(1500円弱)で交渉






そんでどんなローリーに連れてかれたかというとこれだ






みずもティ的世界一周放浪記。休学なう。






出荷用の牛を運ぶローリーではないか!!





さすがに笑った。




ウシ君もビックリだよ!





下には大量のウシ君たち


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ウシ君たちの足元にはすでに大量のうんこが!!!




当たり前だけど、、、、



ガチでくっせーぞ!!!!!









外に落ちたら死の危険が!!


中に落ちたらうんこまみれ!!




まさに「DEAD or うんこまみれ☆」








こうゆう時って、条件が悪くなればなるほどワクワクしてしまう。





あると思います。







荷台の上の柱に乗ると眺めがすげーいい。(当たり前か)






もちろん人間が座るための座席などなく、天井の役割をはたす鉄棒の上に座ります。




まさにサバイバル!!






下にはたくさんのウシ君たち





ウシだけにギュウギュウ詰めされてて結構かわいそう。あ、すいません。笑








落ちないようにしっかり捕まってろと隣の現地人に言われ9時出発





ドッカン






いきなりのどでかい揺れに出鼻をくじかれる




でも景色はすげーいいし




バンブー(サル)もひょこひょこいるしなんだか楽しい





しかしそんな余裕は10分も持たず終了





すごいのは揺れだけじゃなく風と暑さとの戦いでもあった。





幸いウシ君たちのうんこの臭いは風で流れるため被害なし☆






これからこんな状態が12時間も続くと考えると鬱になりそうだ





でも乗ってしまった以上降りる訳にはいかない。





なんたってここはサバンナのど真ん中




これこそまさに「お先真っ暗」





ドッカン





とりあえず耐えるしかない状態に最初はテンション高かった一同黙り込む






4時間くらいたったころお昼休憩






の前に記念撮影。


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笑顔さえ作れなかったYO。笑





イスに座るだけですでにケツが痛い。あー




立ち寄ったサバンナの中の食堂はメニューなどなく




なにがあるの?って聞くと





答えは「ミート」






・・・・・・・





「他は?」






「ミート」






・・・・・・・





「あ、ミートだけなんすね。じゃそれでお願いします。」






まあサバンナのど真ん中だ。仕方なくミート(マトンの焼いた様な奴だった)を食べる。





意外にも冷たいコーラがあって一気飲み。




疲れ果てた体に染み渡る感じが分かった。


今までで一番コーラが旨く感じた瞬間だった。





再出発。よし頑張るぞー!!






って、えーーーー


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お先なにひとつ見えないんですけど。。。。。。。ガクッ







ドコッ




ゴトッ




あ、ダチョウ!!




ドッカン




あ、ガゼル!!





あ、ゾウだ!!





たまーに動物も見れてラッキーだったけどそんな余裕も無くひたすら耐える。





ケツは打撲状態





ディズニーシーのインディーンジョーンズのアトラクションなんて比じゃねーぞ




安全ベルトなんてねーぞ




落ちたら死ぬかもしんねーぞ





ガチじゃん。笑







振り落とされないように掴まる手もかなり痛くなっていた




つらいのは俺らだけじゃない。





そう、ウシ君たちも辛いのだ。





立てなくなったり、気絶したり、死にそうになってるウシ君もいた。




ウシ君たちにとってはまさに命がけでの移動なのである。





これから出荷されて殺されてしまうのに、こんなギュウギュウ詰めにされて、長時間も乗せられるという悲劇。




考えただけで泣ける話じゃあーないですか???



まあでもお互い頑張ろう!!






耐えるしかねー。




「耐えるんだジョーーーーーーー」











ドカッ




サバンナに沈む夕日はパワーを与えてくれた。






すでに当たりは真っ暗になりもはやナイトサファリ





残る敵は風と揺れのみ。










耐える・・・・









耐える・・・・








風も冷えてきた








耐える・・・








光が見えてきた。









町だ!!!







やっとこの思いで




予定より2時間遅れて夜11時にイシオロに無事到着。




14時間ウシ君たちの上で頑張った。







かなりビビッてたけど山賊に出くわすこともなかった。





ローリーから降りた時には歩けなかった。



あ、これは嘘です。盛りました。






でも全身筋肉痛になったし確実に弱ってた。








イシオロの町も結構治安が悪いって聞いてたけど




バスターミナルには実際変なやつがウヨウヨしていた。



目がいってるトゥイーティーのパーカー野郎とか



蛍光灯持った野郎とか






そんな雰囲気なもんで一番近くの宿にチェックインして無事に地獄移動の一日が終了した。



あとはナイロビまで行くだけだ。



ここからは道も良くなってるらしいし、バスもあるし、ここにてミッション完了








地獄移動中サバンナのど真ん中



見渡す限りサバンナのど真ん中で



途中下車してどこかに歩いてく現地人がいた



実家に帰るの?



え、家どこにも無いじゃん!!



ごめん。笑ってしまった。



でも、きっと彼の家はこの広いサバンナのどこか果てにあって何時間も歩いて帰るのだろうと思った。



アフリカ人を尊敬した瞬間だった。





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最新情報:ウガンダ2日目


ナイロビで運よくテントをもらいまして


昨日からテント生活デビューしました。



みずもティ的世界一周放浪記。休学なう。



テント生活、やべー楽しい!!





最後まで読んでくれてありがとうございました。