ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、ゴッホ作「星月夜」の宇宙版

 

 

 

***2019年11月11日の日記***

 

 

「常識」というものは。

 

「すべてである私」の

視点から見れば、

 

それは、

幻想でしかなく。

 

夢のドラマの登場人物が、

夢の中で勝手に作った

ルールでしかありません。

 

 

けれども、

人間をやっている以上。

 

私達は多かれ少なかれ、

そのルールに

縛られているもので。

 

 

それはそれで、

いいのだと思っています。

 

 

「世間一般の常識」と

言われるものは。

 

そのルールで展開されるドラマが、

その人にとっては生きやすい。と。

 

そう感じる人が多いから。

 

だから、

「一般常識」になったのだと

思うからです。

 

 

けれども。

 

世の中にはいろいろな人が

いますから。

 

そのルールでは

生きづらい人も、

 

やっぱり、

いるだろうと思っていて。

 

そういう人たちが、

今までとは違った「常識」に

出会ったりすると。

 

途端に、

生きやすくなり。

 

まるで水を得た魚のように、

生き生きとしてくる

こともあり。

 

 

だから私は。

 

幻想の「常識」に、

正しいも間違っているも

ないのだろうと思いますし。

 

 

どういった「常識」が、

 

自分にとっては

生きやすいのか。

 

・・・でしかないのだと

思うのです。

 

 

良くないのは、

 

「自分の信じる常識が唯一正しくて、

他は間違っている」

 

・・・と、思い込むこと。

 

・・・なのだと。

 

 

*******

 

 

私は。

 

19歳の時から、

「すべてが幻想」だと。

 

そういう感覚で。

 

この世界の様々なものを、

眺めてきました。

 

 

自分の人生さえも。

 

・・・です。

 

 

けれども。

 

「人間Lyrica」としては。

 

けっこう、

常識的に生きてきたほうだと。

 

自分では思っています。

 

 

ここで言う「常識」とは、

 

大半の人が思う、

「一般常識」のことです。

 

 

けれども、

OSHOのコミュニティに少し

触れた時。

 

 

「あぁ、ここの人達は、

 

世間でいうところの一般常識からは、

外れようとしているのだな」

 

・・・と、そんな印象を受け。

 

 

この人達にもきっと。

 

ここに辿り着くまでに、

それぞれいろんなドラマが

あったのだろうな。

 

・・・なんて思っていました。

 

 

まぁ。

 

究極を言ってしまえば。

 

ドラマはすべて。

 

「縁」が起こすもの

なのでしょうから。

 

 

私も多少は。

 

そこに「縁」があった。

 

・・・ということ

なのでしょうけれどもおやすみ

 

 

あの時。

 

このコミュニティの中での常識と、

 

今まで私が生きてきた常識を

天秤にかけて計ったのです。

 

どっちが好き?

 

・・・と、自分に問いかけました。

 

 

その時。

 

私にとって生きやすい常識は。

 

やはり、

今までの常識のほうだ。

 

・・・と、

思いました。

 

 

そういう私の選択は。

 

OSHOのコミュニティの中にいる

人達から見れば。

 

「囚われ」

 

・・・に見えたり

するのだろうなぁ。

 

・・・なんて思いつつにやり

 

 

けれども。

 

自分の人生を決定する時に。

 

人の目など、

気にしてはいられないのです。

 

 

今までそうやって。

 

人目を気にして失敗をしたことが、

何度あったことか。とにやり

 

 

 

OSHOのコミュニティに

いた人達の考え方は。

 

私にも。

 

理解できました。

 

 

だから。

 

その人達がそれで

幸せだと感じているのならば。

 

それが一番だ。と。

 

そう思いました。

 

 

どちらが良いとか

悪いとかではなく。

 

その人にとっての

正解というものは。

 

その人にしか

解らないのですから。

 

 

そういう考えを持っていた

私でしたが。

 

例の「変な人」が持つ

世界観、常識。

 

・・・というものは。

 

 

「あぁ、ごめん、無理」

 

・・・みたいな真顔

 

 

私にはとても。

 

ついていけないものでした。

 

 

それを否定までは

しませんが。

 

私にはどうにも。

 

受け入れることが出来ない

ものでした。

 

 

********

 

 

ある日、

ミクシィで知らない女性から

突然メッセージが届きました。

 

 

その人が言うには。

 

あなたがミクシィで

アイコンにしている写真が、

 

私の知り合いの写真と

同じだったので驚きました。

 

何か、繋がりがあるのかも

しれないと思って。

 

メッセージを送らせて

いただきました。

 

・・・とのことでした。

 

 

私がその時アイコンに

使っていた写真は。

 

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した

宇宙の写真でした。

 

 

それはまるで。

 

ゴッホの『星月夜』のようだ。と。

 

昔、話題になっていたのです。

 

 

当時の私は。

 

ハッブルの送ってくる、

まるで宝石箱のような

宇宙の写真が大好きで。

 

「宇宙版星月夜」であった

その写真に。

 

一目惚れしていました目がハート

 

 

突然メッセージを送ってきた

その女性。

 

彼女が書いている文章は、

とても礼儀正しくて。

 

常識的でもあり。

 

なので一見、

そこにはおかしな要素など

まったくなかったのですが。

 

でもなぜかあの時。

 

私はそこに、

なんともいえない妙なものを

感じて。

 

それを読んだ瞬間。

 

悪寒のようなものが

走ったのです。

 

理由はわかりません。

 

 

けれども。

 

よく解らないけれども、

これは深くは関わらないほうが

いいな。

 

・・・と思い。

 

当たり障りのない

簡単なお返事だけして。

 

それでお終いだと

思っていました。

 

 

けれどもその直後。

 

今度は知らない男性から、

メッセージが届きました。

 

 

そしてその人は、

こう言いました。

 

 

「知り合いから、

僕と同じ写真を使っている人が

いると聞いて、お邪魔しました。

 

本当に同じですね!

 

これを使っている人は、

僕しかいないと思っていたので

驚きです。

 

これも、縁だと思うので、

マイミクになってください」

 

・・・と。

 

 

正直言うと。

 

あの時私は。

 

「これは、宗教か何かの

新手の勧誘なのかしら?」

 

・・・なんて

疑っていたりしましたがにやり

 

 

断るに断れず。

 

そのまま。

 

ミクシィの中で

繋がることになりました。

 

 

その男性のミクシィのページを

見てみると。

 

特に怪しい団体に繋がっている

気配はありませんでしたが。

 

 

彼はたくさんの女の子に

かこまれて。

 

なんだか、

キャーキャー言われている

ような感じの人だったので。

 

正直。

 

少し、

退いたのを覚えていますにやり

 

 

*******

 

 

彼は。

 

自分のことを、

「天帝」と言っていましたポーン

 

 

それは単なるハンドル・ネームかと

思っていましたが。

 

どうやらそういう

わけでもなさそうで。

 

自分は、

 

「本物の天帝」

 

・・・であるのだと。

 

彼はそう言っていました真顔

 

 

私よりも少し年下の

その男の子は。

 

スピリチュアル的な知識は、

ものすごく持っていて。

 

彼の書いている

内容だけを読めば。

 

一見、

 

「すごい人」

 

・・・に見えなくもない感じ

だったのですが。

 

 

自分のことを本気で、

「天帝」と言っている人に。

 

私はかなり、

退いていましたにやり

 

 

彼が日記を書けば。

 

いつもそこには、

女の子たちからの

キラキラしたコメントが

山ほどはいり。

 

 

そういう光景を見て私は。

 

どうして自分が

ここにいるのだろう?

 

・・・と。

 

すごく冷めた気持ちに

なっていました真顔

 

 

*******

 

 

以前、スポーツ・ジムで、

こんな光景を見たことが

ありました。

 

 

そのジムには食事休憩が出来る

小さなスペースがあって。

 

お昼を持参すれば、

一日中ジムで運動できる

システムだったのですが。

 

いつ行ってもそのスペースは、

ある集団に占領されているのです。

 

 

それは。

 

一人のおじいさんを囲む、

おばあさんたちの集団で。

 

たくさんの

おばあさんに囲まれて、

 

いつも意気揚々と語っている

そのおじいさんを見て。

 

私は内心。

 

「お願いだから、

他でやってくれ」

 

・・・と、そう思っていましたにやり

 

 

*******

 

 

「天帝の彼」の

そのページを見た時。

 

私は瞬時に、

あのジムのおじいさんのことを、

思い出していました。

 

 

内心ではそうやって。

 

とても冷めた気持ちで

天帝の彼を眺めていた

私でしたが。

 

あの頃はなんというか、

まだ。

 

「断る」

 

・・・ということが

うまく出来なかったし。

 

それどころか私には。

 

とても気さくで親身である

ようにふるまう。

 

・・・というか。

 

そういう「演技」を。

 

無意識にしてしまう

悪い癖があったので真顔

 

 

そんな私の態度のせいで。

 

天帝の彼との

距離が逆に近くなってしまい。

 

とうとう。

 

「実際に会いませんか?」

 

・・・みたいな話に

なってしまった時も。

 

私はまた。

 

断れませんでした。

 

 

そういう「癖」。

 

つまり、

 

「カルマ」が

あったせいで。

 

あの頃の私は

まだまだそうやって。

 

いろいろなドラマに

巻き込まれていたなぁ。

 

・・・と。

 

今は、思うのですがおやすみ

 

 

つづく

 

 

*******

 

 

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