こんにちは。
桜が満開となり、お花見日和だなと思っていたのもつかの間、今日の雨で桜が散ってしまいそうです。。。
桜といってまず頭に浮かぶのは、うすピンク色のきれいなお花ではないでしょうか。そんなきれいな桜もお薬になっているのを皆様はご存じでしょうか。
桜の花を塩漬けにして食べますが、お薬になるのは花びらではなく樹皮です。
「桜皮(おうひ)」と呼ばれ、日本では古くから民間療法として蕁麻疹、腫れ物などの皮膚病や咳止めとして使われてきました。
動物実験でも鎮咳作用、去痰作用があることが確認されていて、処方箋でもらうことができるお薬で「ブロチンシロップ」という名の咳止めは、桜皮が薬効成分です。
桜をめでるだけではなく、薬としても使用した先人の好奇心に驚かされます。
蒲谷漢方研究所 田園都市線溝の口駅徒歩5分
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