「ブームで都議になる」が道 みぞぐち晃一 都議会議員候補 大田区 | ブレない指針| みぞぐち晃一|完全無所属 前都議会議員選候補(大田区)

ブレない指針| みぞぐち晃一|完全無所属 前都議会議員選候補(大田区)

情報公開おおた代表「みぞぐち晃一」(前東京都議会議員大田区選挙区(無所属)候補者)のブログ。

こんばんは、東京都議会議員候補・みぞぐち晃一@大田区です。

 東京都議会議員選挙、無事終わりました。

 

 多くの方にご支援戴きましたが、完全無所属というキャッチも虚しく、全くの力及ばずで、国政政党間選挙に埋没しました。

 今回の都議選は、完全に自民党の傲慢さを懲らしめろ!と『国政の仇を都議会で取る』といった構図になりました。


 私は、完全無所属で立候補致しましたが、選挙は取材されても報道されるのは政党公認者のみで、マスコミも国政同様の扱いで『政党同士の争い』と報道をしました。


 投票日の夜。

 

 開票現場の開票立会人からは、都民ファースト以外は、まったく票が動かないと連絡があり、当確が八時五分に都民ファースト公認の2人に出ました。

 それ以外の政党は基礎票程度、無所属、小政党にはまったく票が入らないゼロ状態が続いたそうです。


 大田区選挙区の開票結果は、以下の通り。

1.藤井一   (公明) 26,704

2.みぞぐち晃一(無)   5,420

3.藤田りょうこ(共産) 24,957

4.神林茂   (自民) 21,831

5.もり愛  (都ファ) 55,000

6.すどうえいじ(無)    4,118
7.鈴木あきまさ(自民) 19,032.946

8.遠藤守   (公明) 26,593

9.鈴木あきひろ(自民) 21,207.052

10.沢田大作 (民進)  16,716

11.栗下善行(都ファ)  33,017

12.やながせ裕文(維新) 21,460

13.飯田佳宏 (ゼロ)  2,194

14.佐藤伸  (共産)  18,193

15.井出鬼子雄 (無)    691

投票率 50.74%

です。

 

 大田区の選挙は、有権者が持っている無所属に対するイメージが『何も出来ない』と思っている様なので、『会派』の仕組みを知らず、働かなかった議会経験者の話しをイメージしているようです。

 

 ですから、区議経験者や政界の筋の人は、お金を出してでも人気政党の公認を取って、報酬で回収するという仕組みになっているのかもしれませんね(公認料金の噂はあっても、証拠は出ませんよね)。

 今回、自民党が懲らしめられる側でしたが、次は都ファとも限らず、都議の椅子にしがみつく人ほど、政党公認を取りに行き、政党が変わるでしょう。

 結局、あの時にお金を出していれば、私もそこに居たのかもしれませんが、それは私の望んだ姿ではありません。

 どうだったろうか…と想像しても、腹立たしくなるだけです。

 

 


 さて、無所属で闘ってのこの結果は、もはや、後続に続こうとした方々に申し訳ない数字であると思っています。

 このような数字を見せられて、まともな人は立候補しようとは思いませんでしょう。

 悪いことに『議員になるには、どこかの政党にカネを出してでも公認をもらって、その風で当選するのが一番楽な議員の成り方だ』と言う事を大田区では、今回証明してしまいました。

 自民・維新・民進都議候補→都民ファースト公認

 

と言ったコースの公認候補が多かったのも、今回ではないでしょうか。

 中には、複数を渡り歩く人も居て、昔の政党政治のイメージを持っていると、面食らいます。

 

 大田区議会レベルでも『政党公認』優位傾向ですから、『世の中を変えたい』『人の役に立ちたい』『民主主義を何とかしたい』と立ち上がろうとした次の世代に、「これからは人気・支持率のある国政政党の下請けとしての議会議員しか誕生出来ない」と思わせてしまいました。

 

 それがとても、心残りです。

 池上彰さんも特番で言っていましたが、『「国政自民党のお灸を都議会ですえた」という風の選挙であり、一時のブームで大量発生した議員を選んだ責任もまた都民にあるのだ』と言う事を覚えておかないとなりません。

 最後に、多くの方々のご支援を賜りまして、無事、闘いを終えることが出来ました。
 選管法によってお礼は書けませんので、ご理解戴きますようお願い申し上げます。


 (了)

追伸

 

 『表現の自由を守って下さい』と個人献金をして下さった方々へ。
 供託金没収点は、クリアーしましたので、供託金が返還され次第、仮献金への返還を行います。
 お約束通り、振り込み手数料だけ差し引かせて戴きまして、お振り込み致しますので、しばらくお待ち下さい。