横溝慎一郎行政書士合格ブログ   -2910ページ目

よくある質問~合格に必要な学習期間

2007年度行政書士試験を目指してみようと考える方が増えてくるのが

合格発表のある1月から3月くらいまでだったりします。


再チャレンジ組が動き出すとともに、新しい年を迎えてなにか目指してみようかと

決意する方が多いからなのかもしれません。

日本の場合、4月というのも決意を新たにする季節ではありますが、

行政書士試験は11月ですから、4月に決意すると

少々出遅れ、といったところでしょう(特に初学者の場合)


「合格するためにはどのくらいの期間学習すればよいのでしょうか?」


「1日どのくらい学習したら合格できますか」


といった質問を毎年必ず受けます。


そもそも 「合格」と「学習期間(または時間)」は連動しません。


1日20時間学習しても、方法論が確立されていなければ合格するという保証はどこにもないのが現実です。


要するに 学習の中身が重要であって、時間ではないということですね。


そうは言っても合格するためにはある程度の期間学習することが必要であることは

当然です。

特に「基本」がしっかりしていない方に関しては、それなりの期間学習しないと

合格は難しいでしょう。


統計的には、予備校を利用する場合でだいたい1~3月スタートの方の合格率が高いようです。

もちろんそれ以前にはじめている方はもっと有利ですが、


とにかく学習を開始するタイムリミットは3月、ということがいえますね。


3月に学習を開始するためには、今からいろいろ資料請求をする、無料説明会に参加する、周りの人に聞く、mixiで試験関連のコミュニティに入る(私も運営しています)など、情報収集を行う時間を考えて、今から行動を起こさないと間に合わないということです。

「自分は独学で・・・」

という方も、予備校の無料説明会に参加することをおすすめします。

いろいろノウハウを聞くことができ、有益です。


ただ、これは初学者の場合の話です。

他の法律系資格(新旧司法試験受験経験者、法科大学院合格者、適性試験を既習者として受験したとか、司法書士試験を受験している場合です。それ以外は初学者とお考えください)での学習経験がある場合は、3ヶ月くらいで合格する場合もあります。


次回は「学習時間」についてお話します。


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謙虚であること その2

飲み会やパーティーなどが続いたこともあって、久しぶりの更新になってしまいました。

いつも読んでいただいているみなさん、ごめんなさい。そしてお待たせしました。


さて、今回も「謙虚さ」についてお話していきましょう。


受講相談を受けていて、一番困るのが

「私は昨年○○に受かりまして、今度は行政書士だと思っているのです」

とか

「昨年の試験の得点は、憲法が□×点で、民法が○△点で、・・・・」

とか

やたらと主張する方です。


口にしてはいけないということではありません。

一人ひとりに合わせたアドバイスをしていくためには

その人のバックボーンを知ることは非常に重要です。


しかし

このような情報は、具体的に今後どのような学習方法をとるべきかを

決めていくときの資料にすぎません。

以前もお話しましたが、そもそも本試験の得点は絶対視すべきものではないのです。


「昨年基本は身につけたから、今年は中上級講座というか、演習講座だけ受けようかと思うんですよ」

というのも、同じことですね。


このブログを読んでいただいている方はお分かりいただけると思いますが、


基本が身についていれば合格できます。


詳しくはここをご覧ください。

http://ameblo.jp/mizo-pan/entry-10020259913.html


もう一度受験しなければならないということは

「基本」ができていないから、ですね。

試験問題がおかしいとか、試験委員が悪いとか、

そういう外部事情が原因ではありません。


シンプルに、「基本」ができていないから合格できなかった。


まずはここを受け入れることが、資格試験合格への第1歩です。


具体的な法律学習も同じです。


変な先入観を持たずに、頭を白紙にして講義やテキストの内容を受け入れる態勢をつくること。


法律学習経験がないことが、ここでプラスに働くのです。


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謙虚であること

「法学部ではないのですが、行政書士に合格できますか?」


「高卒なのですが、合格できますか?」


こういった質問をよく受けます。


行政書士試験が難化している状況で、法律学習経験がないことを不安に思う方が多いのは

仕方がないことかもしれません。


みなさんはどう思いますか?


法律学習の経験がないと合格できないと思いますか?


答えは NO です

はっきり言って


試験学習と学問としての法律学習は全く違います。


試験学習は

「費用対効果」「時間対効果」「意欲対効果」

が要求されます。


学問としての法律学習とは、真逆の世界なのです。


少々乱暴な言い方をしてしまうと、

「受かればいい」

という世界です。


もし、学問として法律を追求したければ

それは合格してからで、充分間に合います。


だから

法律学習の経験の有無は、試験に合格するためにはまったく関係ありません。

むしろ学習経験があることが、足かせになってしまう場合すらあります。


では合格するために必要なことは一体何でしょうか?


それは

「法律学習の経験」ではなく


「謙虚さ」 です。


次回はこの「謙虚さ」についてお話ししましょう。


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