試験勉強において重箱の隅をつつくというフレーズの意味とは?
4月&5月の開講情報
渋谷駅前本校における4月&5月の開講情報です。
4月23日15時30分 合格講座一般知識・諸法令第1回
5月5日14時 合格講座民法(債権家族)第1回
5月16日19時 合格講座憲法第1回
全て無料体験受講できます。
詳しくは渋谷駅前本校(0334645001)までお問い合わせください。
重箱の隅をつつく
5月3日の予定は決まりましたか?
この日毎年恒例になったzoom道場を今年もやります!
まずはこちらの動画をご覧ください。
お申し込みはこちらから。
5月2日が申し込み期限です。
2024年度試験から復活する行政書士法。
今年受ける方はもちろん、すでに合格した方で行政書士として活動しよう、またはしている方も必見の道場です。
まずはこちらの動画をご覧ください
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豊後水道を震源とする大きな地震が昨夜発生しました。
最大震度6弱とのこと、これから被害がわかってくるんだとは思いますが、とても心配です。
揺れの大きかったエリアの方は、まず身の安全を確保してください。
さて、重箱の隅をつつくような、という言葉があります。
講師が使う場合は「ここまでは知らなくて良い論点」という意味でしょう。
合格するためには、合格者なら間違えない問題をあなたも間違えないようにすることが大切です。
そのために必要とされる知識をきちんと押さえることで十分です。
テキストを隅々まで全て解らないといけないというのは、ウソです。
きちんとしたテキストであれば、その70〜80パーセント理解できていたらよいのです。
例えばこちらの本に書いてあるAランクテーマがわかっていれば、得点力は格段に上がります。
そこをおざなりにして、ランクCの瑣末な論点をありがたがって学ぶのは、時間の無駄です。
ちなみに、さきほどの「重箱の云々」は、受験生が使う場合、別の意味で使ってしまっている場合がありえます。
それは「よくわかってない論点だけど自分は悪くない」というものです。
以前、行政事件訴訟法14条3項を模試でだしたら、「こんな条文だすのはおかしい!」と抗議してきた方がいたことをふと思い出しました。模試だけ受けた方だったようでした。
その時点ですでに何度か本試験で出されていたこともあり、「それはあなたが知らなかっただけですよ」と優しく諭したのですが、その後どうされたのかな。
とにかくこういう発想をし始めたら要注意ですよ。
「あきれるほどの前向きさ」は、謙虚に現状を捉えつつも、しっかり前を向いて進んでいく人に使うべきフレーズであることを忘れてはいけません。
おまけ
豊後水道というと、やはり伊方原発訴訟を思い出します。
行政裁量のところの重要判例のひとつです。
判例のポイントはちゃんと確認しておきましょう。
簡単に言えば、第三者機関の判断を踏まえて行政庁が処分をしている場合は、その第三者機関の判断に問題がなかったかもチェックすることと、そのときは「現在の」科学技術水準に照らして考えるというものでしたね。
ここ10年ですと択一式での出題だけですが、かつては多肢選択式でも出されたことがありました。
伊方原発のあるエリアは震度4だったようですが、いまから考えると、よくまぁこんなところに原発を作ったもんだと呆れてしまうような場所にある原発です。
これぞプロなんだなと、とても勉強になった放送でした。