残念な結果に終わったあなたへ
必死に努力したにもかかわらず合格できなかった。
そんなとき、いきなり「その事実を受け入れなさい、原因は自己にあるはずだ!」と叱責されても、なかなか受け入れることは難しいかもしれません。
特に「記述待ち」で「もしかしたら」と望みをかけていたという方は落ち込みはかなりのものかと推測します。
だから、無理して受け入れようとする必要はありません。
その代わり、こんなことを自分自身に質問してみてください。
「今回あなたが行政書士試験を目指したのはなぜですか?」
資格試験を受ける場合、「なぜ受けるのか?」をきちんと考えていないと、「合格することだけが目的」となってしまいます。
あなたが「資格コレクター」であれば別ですがそうでないのであれば、現在の社会情勢の中でわざわざ時間とお金をかけて「合格することだけを目的」に受験するのはやめたほうがよいでしょう。
さきほどの質問に対して、自分が受験を考えた最初の時点に戻って、なぜ受けようと思ったのかを思い出してみること。
これはさほど困難な作業ではないはずです。
そしてもうひとつ。
「あなたが今後やりたいことを実現するためには、行政書士試験に合格することがどうしても必要ですか?」
この質問もあなた自身に問いかけてみましょう。
即座に「はい」と答えられるのであれば、2024年度試験合格に向けて具体的にどうするかを考えていかなければなりません。
そして、不合格という厳しい現実を真摯に受け入れることも必要です。
178点でも120点でも不合格であることは変わりません。
178点だったから今度は大丈夫、というような慢心は絶対に捨ててください。
あなたがあと2点足りなかったとしても、あと46点足りなかったとしても、改めて一から出直す決意が出来なければ、リベンジはありえません。
一方で、あなたが即座に「はい」と答えられなかった場合は、この質問に対するあなたの考えをしっかりと固めてください。
リベンジを考えるのはそれからでもかまいません。
いずれにしても、今の時代に資格試験に挑戦できるということは、非常に幸せなことです。
そんな環境を作ることに力を貸してくれた人があなたの周りにいるのであれば(きっといますよね?)まずは感謝を伝えるところからはじめてもよいですね。
あなたがリベンジを決めたら、ぜひこちらのイベントに参加してください!