あなたの理解度を図る3ステップとは?
2月の開講情報
2月の渋谷駅前本校における合格講座の開講情報です。
1月7日14時から 憲法基礎法学第1回1月16日15時30分から 民法(債権家族)第1回1月18日19時から 行政法(総論手続)第1回
2月18日10時30分から 行政法(救済自治)第1回
2月19日19時から 民法(債権家族)第1回
2月27日15時30分から 行政法(救済自治)第1回
横溝プレミアム合格塾12期の解答力強化講座は2月24日スタートです!
いずれも無料での体験受講ができます。
詳しくは渋谷駅前本校(0334645001)までお問い合わせください。
こちらの配信ページの概要欄にリンクがあります。
質問フォームのURLは、こちらの写真で赤く囲ってあるところに載せてあります。
こちらから、相談を送ってください。
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
「理解」が大事と言われても
「理解することが大切であり、初めから丸暗記するのはダメ」という話をしますね。
でも「理解する」といわれても、どうすれば「理解した」ことになるのか、よくわからないという人も多いかもしれません。
ということで、「理解した」といえるための3ステップを以下に示します。
① 学習した範囲のテキストを見て、書いてあることがおおよそわかる
② 学習した範囲の問題を解けるようになる
③ 学習した範囲について、テキストの目次を見て、どのような論点なのかが説明できる
①ができていないのは、学んだことが身についていない状態だということです。
何ひとつわからないという場合は、講義を受け直すなど、インプットをやり直すことが必要です。
ただ誤解してほしくないのは、①の段階で、テキストの内容が完璧にわからなければいけないわけではないということ。
あくまでも「おおよそ」わかるレベルで大丈夫です。
言い換えれば、テキストを見返したときに、わかるところとわからないところの峻別ができていればよいということですね。
実はこの峻別ができるかどうかが重要なのです。
「どこがわからないのかがわからない」というのが、一番マズい。
「ここがわからないってことをわかるようになれってわけね、ルパン」
「ふーじこちゃーん、それがわかることが大事なのさ」
②までくると、理解は一定のレベルまで進んできたといえます。
わかっているところとわかっていないところの峻別も問題を解くことでさらに詳細に掴むことができているはず。
もちろん解けない問題、間違える問題もあることでしょう。
それは繰り返し解くことで、その数を減らしていけばよいだけです。
あと過去問はここでの「解く素材」ではありません、
過去問はあくまでも「読み物」です。
あ、過去問というのは、択一式だけではないですよ。
多肢選択式や、記述式も活用して欲しい。
そのあたりはまた別の日に書きます。
そして「理解した」といえるために目指すべき地点が、③です。
学んだ知識を目次をベースに頭の中で整理できている状態であること。
そしてその知識をもとに、各論点について自分の口できちんと説明できるようになっていること。
たとえば、こういう話を自分で説明できるようになって欲しいということです。
詐害行為取消権を裁判上行使するにあたり、受益者と転得者の悪意は誰が立証するのか?
受益者は、詐害意思のある債務者と直接やりとりしています。ということは、「限りなくクロ」なんですね。
だからこそ、「債権者を害することになるって知らなかったと言えるなら言ってごらん。ほら、言ってごらん」という扱いになる。
その結果、受益者の側で、自分は知らなかったと立証していかないといけないのです。
一方、転得者は債務者と直接やりとりしていません。
その転得者を訴えるというなら、訴える側が、被告にふさわしいことを立証しないといけません。
その結果、債権者の側で、転得者は知っていたと立証していくのです。
ちなみに転得者を訴える場合、受益者も悪意であることが求められますが、先ほどと同じ理由で「受益者は知らなかった」と転得者が立証することを求めています。
6月末までに初学者は憲法、民法、行政法のうち2科目を、受験経験者は3科目とも仕上げようと常々言っています。
そのとき目指すべき地点は、やはり③です。
おまけ
昨日は講義のない1日。
でもわりと忙しく動いていました。
で、18時過ぎに電池が切れました。
こんなときは、無理せずゆっくり夕飯食べて、夜もゆったり過ごして頭を休めることに専念するのが正解です。
新作のネクタイなんぞをwebで見て春を感じつつ過ごせば、元気も戻ってきます。
で、気がついたら、セール中なのに、春物の新作ネクタイを2本もポチっとしていました。