難しくなった民法の対策はどう考えるべきか?
2021年度行政書士試験を受けた方はこちらのアンケートにご協力をお願いします
アンケートの中間結果を踏まえた本試験の所感はこちらをご覧ください。
無料相談会について
30枠近く増設したのですが、それも1日ですべて埋まりました。
ということで、無料相談会の受付はすべて終了とさせていただきます。
申込みありがとうございました。
21日は合格講座憲法基礎法学
Zoomでの無料体験受講もできます。
もちろん教室でも可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
この日曜クラスの憲法基礎法学は、横溝プレミアム合格塾プラスにも含まれています。
プレミアム合格塾を検討している方も無料体験受講をしてみてくださいね。
ペース早いです
今年はここ数年と比べて、無料成績診断の申込みや無料相談会への申込みのペースが早いです。
法令択一と一般知識の平均点は、2017年度とよく似ています。法令択一が高めで、一般知識は8〜9問正解がアベレージ。
そして2017年度の民法記述は、債権譲渡禁止特約と724条でした。
2021年度は、債権譲渡制限特約と717条です。
偶然なのかどうかはわかりませんが、とことん似ていますね。
そして、昨日も書いたように記述の採点基準は、なかなか厳密になるだろうと思っています。
これが、無料成績診断や無料相談への申込みが早い理由だとみています。
民法をどうすべきか
2021年度は民法がかなり難易度高めてした。
これは受験生にとって頭が痛い話です。
もちろん過去問だけで立ち向かおうとしている人は少ないと思いますが、もしあなたがそう考えているのであれば、即刻考えを改めて下さい。
ただ今回の問題でいうと、問題27や29が正解できる必要があったかというと、答えはNOです。
無料成績診断の結果がそれを物語っています。どちらの問題も正答率が極めて低い。LECの無料成績診断は高めにでる傾向があることを加味すると、合否にまったく影響しないレベルです。
そんな問題にとらわれることなく、取るべき問題をしっかり選ぶことができたか?
ここが問われていたと言えます。
本試験直前の記事でも、「9問全体で考えよう」と再三書いてきました。まず5問確実に取れるように全体を俯瞰していくこと。
今回の試験では、問題30、32、34を確実にとる。
そして、問題30、35を次に正解できるようにしていく。
さいごに問題31、33にチャレンジする。
問題31は思いがけず低い正答率となっていますが、問われている知識は基本的なものばかりです。
一つの象徴として考えてもらえれば良いですが、あなたが目指すべき民法のレベルは、この問題31を確実に仕留めることができるレベルです。
いいかえれば、基本知識をより正確にしたうえで、「あてはめ力」を鍛えていく、ということですね。
そのためにもインプットとアウトプットのバランスが大切であることは言うまでもありません。
23日は本試験詳細解説会
ということで、2021年度試験を受けた方は、本試験詳細解説会にぜひご参加ください。
2021年度行政書士試験の締めくくりにふさわしい講義になると思っています。
You Tubeライブ配信はこちらからご覧になれます。
当日は奨学生試験も行われます。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
おまけ
本試験後は例年多くの方にアクセスしていただくのですが、今年はその勢いがやはりすごいですね。
たくさんの方に見ていただけていることに改めて感謝いたします。