理解できているかどうかはあることができるかどうかで確認できます | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

理解できているかどうかはあることができるかどうかで確認できます


日曜クラスですが、24日も講義を行います。そして31日以降当面の間休講とします。諸事情により、平日クラスより一週ずれてしまうことはご了承ください。

いまはとにかく新規の感染者を出さないことが重要です。

休講とすることで、ほんのわずかでも人の動きを止め、新規感染者を出さないことに貢献できればこれに勝る喜びはありません。

受講されている方にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。



よく「理解することが大切であり、初めから丸暗記するのはダメ」という話をしますね。

でも「理解する」といわれても、どうすれば「理解した」ことになるのか、よくわからないという人も多いかもしれません。

ということで、「理解した」といえるための3ステップを以下に示します。

① 学習した範囲のテキストを見て、書いてあることがおおよそわかる

② 学習した範囲の問題を解けるようになる

③ 学習した範囲について、テキストの目次を見て、どのような論点なのかが説明できる

①ができていないのは、学んだことが何一つ身についていない状態だということ。

講義を受けたのにこの状態であるならば、改めてその講義を受け直した方が良いでしょう。

テキストを見返したときに、わかるところとわからないところの峻別ができているのであれば、それは大きな前進です。

勉強はこの峻別ができるかどうかが重要なのです。

「どこがわからないのかがわからない」というのが、一番マズいのです。

②までくると、理解は一定のレベルまで進んできたといえます。

わかっているところとわかっていないところの峻別もかなりできているはずです。

そして「理解した」といえるために目指すべき地点が、③です。

これは自分の口できちんと説明できるかどうかで、わかっているかどうかが判断できます。

6月末までに初学者は憲法、民法、行政法のうち2科目を、受験経験者は3科目とも仕上げようと常々言っています。

そのとき目指すべき地点は、やはり③です。



ということで、冒頭でもお伝えしましたとおり本日の講義から休講です。

どうか、充実したおうち時間をお過ごしください。

同居しているわけではない人と会食をすれば感染リスクはぐっと高まります。

変に慣れてしまうことは危険です。

今一度初心に立ち返ってしっかりとした感染対策をひとりひとりが講じていきましょう