本試験まであと12日。「飛ばす問題」の基準を知っておこう | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

本試験まであと12日。「飛ばす問題」の基準を知っておこう

おとといの「模試ベストセレクション」に参加した方から「楽しかった」「有意義な時間だった」「参加して良かった」という感想をたくさんいただきました。

この時期の弱点発見は、残りの日々を有意義なものにするためにとても大切です。


「問題を飛ばす基準がわかりません」

というものです。

これはしっかり方針を作っておかないと、時間をかけるべきではない問題に時間をかけてしまうことになりかねません。

実はとても大切なことなのです。

飛ばす基準がわからないという人は、以下の2つを意識しておくとよいですよ。

①個数問題は飛ばす

②長い問題は飛ばす

①は、ご存知の方が多いでしょう。

②ですが、1ページにびっちり問題が掲載されている場合や、ページをまたがっている場合がそれに当たります。

私が受けたときは、問題1から順番にみて、わかる問題だけ解いていき、半分ほど解いて、改めて今度は飛ばした問題を解いていくという手法を取りました。

私が受けたのは2000年でしたが、当時は総ページ数が少なかったので(40ページ前半)これでよかったんだと思います。

今の試験ですと、科目の中で①②の基準で飛ばしながら、問題を見ていき、数回往復することでその科目の問題全体に目を通す、というスタンスの方がよいでしょう。

たとえば、民法だと9問の択一問題のなかから最低限5問正解することが最低限のノルマです。ですから「この5問」を的確にヒットすることが重要なんですね。
そして次に残りの4問からどのくらい上乗せできるかにチャレンジする。

これをやらないで1問1問順番に解こうとすると、「取らなくてよい問題」が最初の方に出てきた場合、そこで止まってしまいます。

憲法基礎法学は7問題3問。
行政法は19問で14問。

これが法令科目でまず絶対取るべきき正解数です。

もちろん合格するためには、それぞれもう少し上乗せが必要です。憲法基礎法学は+1問、行政法は+1~2問は必要でしょう。

でもね、最初から合格に必要な正解数を獲得しようとすると、1問わからないことでパニックになるのです。

だから2段構えでいく。まず「絶対取るべき問題」をしっかり取り、そのあと「上乗せ問題」をとっていく。

これは一般知識でも同じです。
一般知識の場合は、そもそも問題54から解くべきでしょう。つまり、情報通信個人情報保護と文章理解を先に解く、ということです。
ここで5問正解を確保することで、基準点割れを防ぎ、合格ラインの8問正解を確実にできますね




季節の変わり目なので、体調を崩しやすい時期です。

朝晩の寒暖差も大きいですし、頭痛やめまいをもともと起こしやすい人は特に注意が必要です。

そうでなくても風邪を引きやすい気候ですから、十分気をつけてくださいね。