これ以上どう勉強したらいいか?と嘆くあなたへ | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

これ以上どう勉強したらいいか?と嘆くあなたへ

今週末はあちこちでミサイルに対する避難訓練が行われるようです。

今の情勢で北朝鮮からミサイルが飛んでくるから避難訓練って、その感覚がさっぱりわからないのですが、元々決まってたからやるって感じなのでしょうか?

謎です


さて何度か受験している人が相談に来たときに、かなりの確率でおっしゃることがあります。


それは


「これ以上どう勉強したらいいのかわからない」


というもの。


こういった相談は3回以上受験している方からされることが多いですね。


「これ以上」というからには、それなりに勉強してきたという自負があるのでしょう。


得点も合格点にあとわずか足りなかったという結果が何回か続いていたりすると、自分の勉強以外のところに要因を求めたくなるのは人間の性(さが)というものかもしれません。


「どう勉強したら」という問いには、いつも当ブログで書いているように、メイン科目を重点的に、マイナー科目はそれなりに、という「選択と集中」を明確化することを再認識してもらうしかありません。


勉強すればするほど、自分のわかっていないところがわかってきて不安になる。


その不安を打ち消すことができるのは、やはり「勉強すること」しかないのです。


わかっていないところがわかった、というのは大きな進歩です。
だって最初の時点では、「わからないところがわからない」状態だったはずです。


だから、ここまで勉強してきた積み重ねは決して無駄ではない。


成果がでなかったことで勉強することに虚しさを覚えつつあるのかもしれませんが、その資格をとることがあなたの人生にとって必要であるならば、それでも勉強するしかありません。


「これ以上どう勉強したらいのかわからない」という言葉には、すでに「やりつくした感」が漂っています。

「やりつくした感」を漂わせてしまうというのは、「合格のために何をするべきか」について考えることから逃げているのかもしれません。

たいして仕事もできないのに、ベテラン感を丸出しにして、若手の仕事を邪魔する40代後半の会社員みたいな状態ですね(笑)。


でもね、厳しいことを言えば、行政書士試験に関して、合格できなかった人は、「合格のためにやるべきこと」を十分にやっているとはいえない。


「あと○点足りなかった」というのは、大したことではないのです。


178点でも、147点でも、「合格のためのやるべきこと」をやっていなかったという点においては同じです。

むしろ「あと2点足りなかった」ということに固執して、基本論点を馬鹿にするような態度を知らず知らずのうちにとってしまうことのほうが、よほど怖い。


無意識のうちにそうなっている場合、相当腹を据えて心を入れ替えない限り、合格できません。


厳しいようですが、そう思います。



猫村さんファンとしては買うよねー(笑)