2017年度合格体験記20 AKさん(受験1回・226点) | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

2017年度合格体験記20 AKさん(受験1回・226点)

司法書士受験生の方で、行政書士試験を目指す方は毎年一定数いらっしゃいます。

短期間で行政法をマスターする極意をAKさんの体験記から学んでくださいね。


1 氏名 AKさん(女性)

LEC 2017年向け合格講座(通信・法律系資格受験生コース) 


2 受験回数

1回


3 得点

法令択一 116点

多肢選択 14点

記述式 52点

一般知識 44点

合計 226点


記述解答

問44 条例に基づく公権力の行使をする立場であり、法律上の争訟にあたらないため却下判決がされる。

問45 CがAB間の譲渡禁止特約について悪意または重過失である場合にはBは請求に応じなくてよい。

問46 加害者及び損害を知った時点から3年間、または不法行為の時点から20年間行使しないとき。



4 合格の要因

※司法書士試験の受験経験(2回)がありますので(合格はしていませんが)、

民法・商法・憲法については、行政書士試験に向けてはほとんど対策らしい対策はしていません。

ですので、行政法に限って答えさせていただきます。


行政法に関してはまったくの初学者でした。

学習を開始したのも7月半ばでしたので、とにかく横溝先生に言われたことだけをやりました。

具体的にやったことは、

・「合格講座のテキスト読み→ドリル」を6セットやりました

(4セット目あたりでLECの模試を受けたのですが、行政法択一についてはだいたい合格点は取れるなと思えました)

・横溝先生の授業を2回聴きました

(1回目は普通の速さで、2回目は10月ごろに2倍速で聴きました)

・過去問は、横溝先生の授業で指摘されたもの「だけ」をやりました(テキスト読みと同時のタイミングで)

その時に、「解く」のではなくて「出題の元となっている知識」を思い浮かべながら、

それがどのように変形されて問われているのかを強く意識して「読む」ようにしました。


本当にこれだけしかやりませんでしたが、行政法択一で16問取れました。

「やることを絞ったこと」と「何度も繰り返したこと」、

そして「とにかく横溝先生に言われたことだけをやったこと(それ以外をやらないこと)」が勝因だったと思います。


5 今後の予定(開業するとか違う試験を受けるとか・・・)

引き続き司法書士試験に挑戦します。


6 私横溝や当ブログへのメッセージ

司法書士試験の勉強を2年間やっていましたが、

2回目の不合格がわかった時、自分の勉強方法や考え方が硬直化してしまっていると感じていて、

「司法書士試験から少しだけ離れて、違った視点から民法や会社法を見直したい」という気持ちで

行政書士試験を受けることにしました。

(あとは、一度休んでしまうと再起動するのに苦労しそうなので、とにかく自分に緊張感を持たせたいという気持ちが強かったです)


そこで横溝先生の講義を通信で受けさせていただきましたが、

今までの(司法書士試験の)勉強に足りなかったことがたくさん見えてきました。

先生に教えていただいたことで、とくに、これからも大切にしてきたいと思ったのは

・過去問は読むもの

・模試は「ふか習」

・条文の大切さ

です。

あと、「原則」と「例外」を色分けしたりとか、条文を「/」で区切って読む、

準用元の条文に印をつけておく、

と言ったことは司法書士試験の勉強でも、必要な個所で取り入れています。

(とくに「みなす」をピンク、「推定する」を黄色でマークするようにしてから

かなり覚えられるようになりました)


あとは、とにかく横溝先生の授業が楽しかったので、一度も苦しいとも思わずに、楽しく合格することができました。

「楽しい」と思えることが、かなり大切なのだなと思えました。

行政書士試験の学習を通じて学んだことを活かして、司法書士試験も頑張りたいと思います。


合格できたのは横溝先生のおかげです。

本当にありがとうございました。

まだまだ寒い日が続きますので、どうぞお体ご自愛ください。


☆AKさん合格おめでとうございました!

引き続き合格者のみなさんには合格体験記への協力をお願いしています。

2018年度試験を受ける方の羅針盤というかカーナビというか、そういった存在になるよう力を貸していただけたら幸いです。

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