文章理解の学習法~方法論編その1 | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

文章理解の学習法~方法論編その1

文章理解の問題解法について質問を受けることが多いので、これから数回にわけてお話ししていこうと思います。

平成18年度からは3問の出題ということになっていますが、一般知識の基準点を突破するためにはこの3問をしっかり得点しておくことが非常に重要です。得点計算がしずらい一般知識において、ある程度得点計算ができるという意味で文章理解は貴重な存在であるからです。


文章理解の出題パターンは大きく

1 要旨把握パターン(要旨不適合パターンも含む)

2 下線部説明パターン

3 空欄補充パターン

4 並べ替えパターン

の4つに分けることができます。


平成18年度はこのうちパターン1と3と4が出題されていました。

平成18年度は3問とも易しかったので、無料成績診断の結果でも正答率がいずれも高く

合格している人であればきちんと得点している問題にすべて含まれていたようです。


パターン3と4については問題を解く場合のテクニックが存在します。

これからそのテクニックを伝授しますので

今後の学習に役立ててください。


パターン1と2については残念ながらテクニックはありませんが、

着眼点を知っているだけで正答率がかなり上がるということが統計上証明されていますので

それをお話ししていきましょう。


残念ながら、今から新聞の社説を読んだからといって急に読解力が向上する、ということはありません。

向上しないこともないですが、問題を解くという視点がないまま漫然と読んでも意味がない、ということです。

またその内容を要約したらどうか、ということもときどき相談されますが

今からそれをやっていても本試験までになにか目に見える成果があがるかといったら

それもかなり期待薄でしょう。


政治経済社会の学習として新聞を読むというのは、ある意味ポピュラーな方法かもしれませんが

当ブログにおいてはそれすら薦めていません。

理由は同じです。

「ただ漫然と読んでも意味がない」

ということ。

正しい方法論をもって読めば意味があるのでしょうが、それを一般化するのは難しいですね。


話がそれましたが、次回はパターン3からその解法テクニックを紹介していきましょう。

お楽しみに!


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