○[凶暴化]
Sorcery
3(炎) / 150f
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対象のクリーチャーは(+2 / -1)の修正を得る。
はい。今回は「実は強いんじゃないだろうか」と考えたこのカードについて考察してみたいと思います。
「強制激怒」やバトルスペル版とも言える「アドレナリン増加」の陰に隠れて忘れられがちなカードですが、HP1までのクリーチャーを除去できると同時に、機能しない相手には自軍のクリーチャーをパンプアップする手段にもなり得ます。
◆凶暴化の良い点を(無理に)探してみる。
1、厄介な先手持ちクリーチャーが除去できる。
炎属性デッキの苦手とするクリーチャーに「音速猫」・「ツンデレ娘」・「口裂け女」などの先手持ちクリーチャーがいます。
先手持ちクリーチャーにはHP1というのが意外と多く、それらを序盤にたたき落とすことが出来ます。
でも一番厄介な「怪人マッド・ガッサー」には効きません。残念。
2、炎耐性、復活に対処可能である。
炎単属性デッキを組む時、どうしても「耐熱定規」を意識してしまいます。
「凶暴化」はそんな「耐熱定規」がブロッカーに立った時でもたやすく葬り去ることが可能です。
「ヨウガンハナアルキ」と共にばらまかれたハナアルキにも限界はありますが対処可能です。
さらに、「不死骨格」のようなHP1の復活スキル持ちクリーチャーにも対応することが出来ます。自己分裂前なら「クリッター」も除去可能です。
3、いざとなったら自軍のクリーチャーにかけて殴ればよい。
ターボ再構築やフィールドロックなどのデッキを相手にするさい、通常の対クリーチャー火力は完全に腐ってしまいます。
しかし「凶暴化」ならあたかも「猪の戦闘バギー」を追加で召喚したかの如く、2点ダメージの水増しが狙えるわけです。
ロックされてしまった「好戦的な鶏」などのクリーチャーを場から消すこともできます。
と、3MPながら非常にお買い得な呪文である・・かも知れません。
次に「3、いざとなったら自軍のクリーチャーにかけて殴ればよい」について考えてみます。
◆相性が良い(と思う)クリーチャー
無属性:メカファルコン
主な活躍の場はドラフトになりそうですが、4/1飛行は除去と飛行の薄い相手をあっという間にねじ伏せるだけの威力があります。
炎属性:猪の戦闘バギー、フレイムキャット、突撃兵、煮え立つプラナリア
「猪の戦闘バギー」、「フレイムキャット」は少々死にやすくなってしまうのでビートダウン相手には躊躇してしまいますが、特にソーサリー除去に頼るようなコントロールに対してその力を発揮します。
「フレイムキャット」は自身にかけるだけでなく、スキル「自爆」との合わせ技で相手のHP3クリーチャーを除去することが可能です。
「突撃兵」、「煮え立つプラナリア」などの先手持ちクリーチャーはAtkが高いとより有利なので「凶暴化」との相性は非常に良いと言えます。
水属性:水熊、潜水兵、宿り貝・ニューネッシー、各種飛行持ちクリーチャー
「水熊」に「凶暴化」をかけると3/2と攻撃的なサイズになり、「潜水兵」は4/2潜水能力持ちとなります。
「潜水兵」に飛行がついていれば、4点クロックがあっさり完成します。
「宿り貝・ニューネッシー」は死期を早めてしまうため微妙かも知れませんが、通常と同じダメージ量で1ターン早く「砂漠の前線基地」に空きが出来ます。
風属性:竜巻巨人、風神の下僕、コモド・ドラゴン
「竜巻巨人」は先手がついている場合ですが、6/2先手・貫通とかなり威圧感のある頭でっかちになります。
飛行がついている「風神の下僕」との相性はいわずもがな、復活スキル持ちである「コモド・ドラゴン」、重いですが「無限のプラナリア」との相性も悪くないでしょう。
光属性:格闘僧、白熊、各種飛行持ちクリーチャー
HP偏重な光のクリーチャーの打撃力アップに。特に「格闘僧」は4/2と「腐肉熊」並の大きさになります。
そして光には優秀な飛行持ちクリーチャーが数多くいますが、他のクリーチャーに比べて一手遅れる場合が多いです。
「凶暴化」は出足が遅れがちな光の飛行部隊をサポートします。
闇属性:モンゴリアンデスワーム、ジャージーデビル、幽霊鮫
「モンゴリアンデスワーム」はAtk=2のため悲しくもブロックして貰えないクリーチャーの代表格ですが、4/1となれば話も変わってくるでしょう。
「パキケファロサウルスヘッドクラッシュ」や「紫鏡」が絡んでくると恐ろしいクリーチャーへと変貌します。
「ジャージーデビル」はマイナス修正が厳しいですが、一体だけ召喚し殴るなら問題ないでしょう。
「幽霊鮫」はうまくやれば5ターン目にAtk5の飛行が殴りかかります。
いずれの場合も「暗黒力」のことは忘れましょう。
多属性:フウセンハナアルキ、ボウレイハナアルキ
「フウセンハナアルキ」のスキル「自爆」は「凶暴化」との相性が良く、4点ダメージを飛ばすことが容易になります。
「ボウレイハナアルキ」がいればクロック増強として使うことも出来ます。
「怒り爆発」のことは忘れましょう。
以上で「凶暴化」考察は終了です。
結局ほとんどの点で「プラズマ射出」に遙かに劣るような気がしてきてしまいましたが・・タフネス修正が小さいからでしょうか。
ともあれ「凶暴化」を使って面白いデッキも組めそうなので色々遊んでみたいと思います。