おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。
"腰部（多裂筋）の急な痛み"
先日2回目の来院をされた外国人の女性のお話。一度目は急性腰痛が発生した状態だったため、歩くのも困難な様子でした。連れ添いの方に介助してもらいながらゆっくりとカイロプラクティック・テーブルに腰をかけると顔が痛みで引きつります。お話を伺うと現在腰の左側に何らかの動作をすると鋭い痛みが出るそうです。精しく聴くと特に前傾姿勢や座ってから立ち上がるときに痛みは強いようです。
皮膚の温度を確かめてみると確かに腰部左側、特に仙骨底に近い個所に熱があります。痛みを庇う姿勢、痛みを伴う動作の種類、熱がある個所から、おそらく腰部の多裂筋に損傷があるようです。多裂筋は椎骨同士を繋げ姿勢維持のために使われる筋肉です。おそらく生活習慣や労働習慣において前傾姿勢が多かったのでしょう。前傾姿勢は腰部多裂筋に負荷をかけます。
ですから、まずはアイシングで筋肉の炎症個所を冷やしながら、痛みを庇う姿勢によって疲労している筋肉を緩めます。日常生活で多裂筋にさらなる負担をかけないようにテーピングでサポートし、最後にドロップ・テーブルで骨盤のゆがみを整えました。と、これが一回目の施術の流れ。
そして２回目の来院。今回は付き添いの方の介助も要らずに自力で普通にあるいて来院されてました。お話を伺うと施術を受けてからは、日ごとに痛みが少なくなり４日後には痛みは気にならなくなったそうです。まだ、時々動作によってはチクッと痛みが出るそうですが、それくらいなら大丈夫です。いずれ落ち着くでしょう。
また、再発しないように普段の動作で気をつけることと、腰の筋肉を休めるためのストレッチをレクチャーして終わりました。お大事になさってください。
英語とポルトガル語なら施術に使うためのやり取りはできますので、外国人方も気軽にシーガルカイロプラクティックをご利用ください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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シーガルカイロプラクティック
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