育児は育自 みんな可能性のカタマリ

育児は育自 みんな可能性のカタマリ

中1私立中学男子、小5公立小学男子
2人ともお休み中
夫 単身赴任
私アラフォー
先は見えない人生だから、前向きな言葉を置きにきます。

安田夏菜さんのむこう岸


主人公は

私立中学を「落ちこぼれ」、公立中学に転校した少年


父を早くに亡くし、病気がちな母と小さい妹の面倒をみている生活保護世帯の少女


その他様々な背景を抱える人々が、物語を彩っていく。


世の中の不平等や不条理に、打ちのめされながらも対峙して向き合っていくという内容。


その中の主人公の男の子は、金銭的には恵まれながらも、勉強をする意味や期待されること、押し付けられることでの生きづらさを抱えている。

少年の父は医者。子どものために、子どもが幸せになる確率が高くなるようにという思いから、自分も負わされてきたであろう、偏差値が高い「いい大学に」と息子に迫る。

母は、夫の方針に従いながらも、息子の心が壊れないよう、息子に寄り添う。


ただ、ある事件によって、少年は父と母の思い描く子ども像から逸脱する。

全てから解放された少年は、引きこもりになる。消えたいという思いとはうらはらに、母が部屋の前に持ってくる食事は、

ああ、ちらし寿司か、

ああ、カレーライスか、


と平らげる。


生きる行動だけは止めない。


最終的に心を動かしたのは、出会った少女達。

自分が好きなものに気がつき、外に出る。


という内容だった。


おそらくこの本のメインテーマは子どもの貧困


でも、私はこの少年の気持ちの変化に釘づけになった。


少年が立ち直るのに親は関係ない


生きることをただ支えるのみ


もしかして、もう親の手は届かない、

子どもはもうその力をもっている