ホームレスの私は孤独でした。
目の前に多くの数の人が通り過ぎていく。
しかし、私は誰ともつながっていない。
1週間に誰一人とも会話をしない。
これが孤独というものだと知らされました。
人はつながりの中で生きていくものです。公共による支援は言うまでもなく重要だと思います。しかし、それ以上に人と人との「つながり」、協力しあう社会が重要だと、私は考えています。
「つながる社会」への小さなタブ あなたがいなければ
『7つの習慣』の著者スティーブン・R・コヴィー博士は、「トリム・タブ」にたとえて、個人の力がとてつもなく大きな力になることを説明しています。
トリム・タブとは、船の舵についた仕組みの1つで、大型船の進路を変えていくときは、小さなタブを操作し、テコの原理を応用して小さなタブのわずかな力で、船尾の大きな舵の角度を大きく変えることができるものです。
わずかな力で大きな変化をもたらすための仕組みですが、人間社会も同じように小さな力が大きなものを動かすことは可能であり、トリム・タブのような一人ひとりの小さな力が何よりも大切であり、「あなたがいなければ」孤独社会は変えることはできません。
私たち人間は前の世代から「バトン」を受け取り、その「バトン」を次の世代へと継承してきました。
自分の親からだけではなく周囲の人たち、あるいは地域や社会からの心のこもった「バトン」を次の世代につないでいく、その壮大な心のこもった「バトン」をつないでいくこと、それを当たり前にできる社会、「希望のまち」が身近にある日本が、孤独社会を超えた「あるべき社会」であると考えます。
希望のまちプロジェクトは、多くの日が普通の幸せになる夢をみる、多くの人が普通の喜びに満ち溢れる、つながるまちづくりプロジェクトです。
ひとりにしない支援の集大成「希望のまちプロジェクト」クラウドファンディング開始 | 認定NPO法人 抱樸(ほうぼく) (houboku.net)